2019年9月1日日曜日

豊中市民の怒り!あきらめず!




 昨晩、豊中市内で「幕引きなんかさせてたまるか!森友問題」の集会があった。
 1部では木村真豊中市議が進行役で高橋純子朝日新聞編集委員とタレントでコラムニストの松尾貴史氏が登場し、そもそも「森友問題」とは、というテーマで両氏が語った。

 2部では山本一徳元市議の司会で宮本岳志前衆議院議員と大川弁護士がそれぞれ「森友問題」に関わっての意見を述べられた。

 1部の高橋氏は森友問題とはなにか?(端的に云うと)無理が通れば道理が引っ込む、という事ではないのかと思う。公職についている者が「法律に違反しなければ何をしてもいいんだ、罰せられなければ、このラインまではオーケーなんだ、とやってはいけないことを平気でやっている。そのキッカケをつくったのが「森友問題」だった。
 ではなぜここまで開き直れるのか、私たち国民が忘れやすいから、我々が見くびられている、いつまで森友問題やってるのかと嘲笑され、やがてあきらめムードが広がる。
 朝日新聞は最初に財務省の「公文書改ざん」をスクープした。社内にはもしこれが誤報だったら会社がつぶれる、という危機感があったが各部署が総力をあげて取材に参加した、とマスコミの立場から述べられた。

 松尾氏は、一つの例として菅官房長官の記者会見で記者からの質問に対し「その指摘はまったく当たらない」という返答がある。これって答えている様で全く何も答えていない。そしてそれ以上の追求をしない。(仮に)望月さんのような記者が「それは何故ですか」と追及しても「当たらないからです」と返ってくるだろう。
 じわじわとメディアが殺されていくことが心配だと。(ではどうすればいいか)「正論だから」というだけで教条的に言うのではなく、みんなの関心を集める、耳目を集める工夫が必要と話された。

 2部では「森友問題」を最初に国会で追及した宮本岳志前衆議院議員が「国会で初めて追求した。その時点でほぼ「詰ん」でいた事案だった。その後もいろんな証拠や音声も出てきたにもかかわらず「私や妻が関わっていたという事実は何ひとつ無かった」と安倍首相らは誰も責任を取らないでここまで来た。

 しかしこれで終わりではない、森友学園に売却された国有地、優秀な不動産鑑定士が13億円と設定した。それを近畿財務局は13千万円で売却した。この差は何なのか、今後とも明らかにして行かなければならない、明るい展望もある、不動産鑑定士会が第三者委員会を設置し検討することが決まりました。今後は国土交通委員会で追及することになる、幸い清水ただし議員は国土交通委員会に属していますから大いに期待したいと思います。

 最後に大阪12区の補欠選挙で私が出馬表明をして最初に応援に駆け付けてくれたのが「森友問題」での野党合同ヒアリングのメンバーでした。こういう合同ヒアリングも「森友問題」がきっかけでした。野党で力を合わせたたかうことを「森友問題」を通して教えられたことは大きな成果でした。

 最後はやっぱり選挙で勝って、安倍政権を退陣させ、政権交代をさせて野党連合政権をつくらなければと思います。と締め括った。