2011年6月23日木曜日

  昨日は夏至、北欧では「夏至祭」として、大いに楽しむ祭りだそうだ。日本では祭りという感じはないようですが、祭りに詳しい長谷やんさん、ご教示ください。昔、祖母に「冬至十日はアホでもわかる」と聞かされた事があります、つまり「陽」が長い、短いという現象を指して言う事だと思います。太陽の恵みの少ない北欧の人々にとって長く「お陽ぃさん」にあたっていられる夏至は自然の恵みに感謝する期間なんでしょう。
 この時期の花は紫陽花と花菖蒲、ベランダでは紫陽花は望めないので花菖蒲が今年も大ぶりの花をつけました。年々、色が薄くなっていくようで飼い主(とは言わんか?)の頭と同じ様で哀れを誘う。
 前回紹介した「グリーンカーテン」10日経って、ぐ~んと上まで伸びてきた。黄色い花もつき、ゴーヤが楽しみになってきた。
 追伸、近所のイオンにはガッチョは売ってませんでした。残念!

2011年6月18日土曜日

  以前、東北地方-「藤沢周平の舞台を巡る」-旅でご一緒した蕪村研究家の T さんに教えてもらった都島区の「蕪村公園」に梅雨の合間を見て行ってきた。
 手づくりの案内パンフを頼りに公園内を散策、公園があるこの辺りが蕪村の生誕地、「摂津の国、毛馬村」であることから大阪市が整備し、「蕪村公園」とした。園内には有名な句が刻まれた句碑が林立し、柵には短冊を模したプレートが貼りめぐらされている。
 蕪村自身は、芭蕉亡き後の俳諧の乱れを嘆き、芭風を再興した人物であり、軽妙な俳画とともに今もその人気を芭蕉と二分するがこの風景を見てどう思うか、ふと思った。

  今回のプチ探訪にはもう一つの目的があった。蕪村公園のすぐ横が有名な「毛馬の閘門」である。昔、この辺りに大叔母が住んでいて、夏休みには祖母に連れられて1~2泊するのが恒例行事だった。
 夏休みの宿題を持参し、一緒に行った兄に叱られながら絵日記をつけたりするのだが、何よりの楽しみは大叔母に「バナナ」を御馳走して貰える事だった。そして、もう一つの楽しみが「毛馬の閘門」の上に立ってすさまじい水の流れを見に行く事だった。
 

 当時は、その名前の面白さから「毛馬のコーモン」と思い込んでいたが、どうもその横にあつた、「荒い堰」だったようだが、轟々と音を立てて流れる水量は恐ろしいくらいの迫力で、ちょうど滝の水を見るように飽きもせず眺めていたのを思い出す。
 大叔母の家は淀川の堤の下あたりの長屋だったように記憶していたので、その辺りを1時間近く歩いてみたが半世紀も前の記憶では役に立たず、諦めて帰ることにした。

2011年6月11日土曜日

今年こそ

 こうして写真に撮ると「ラピュタ」の空中庭園に見える。もう何年目になるか、少なくても10年以上にはなるだろう。
 「ブドウの木(鉢植え)」去年の猛暑に、もう一鉢は枯れてしまい残った木に今年はたくさん花房をつけ、6月に入り、実がなりかけている。
 今年こそ「お盆」のお供えにと、期待している。
 
 これも毎年つくる「グリーンカーテン」。今年は売れ残りではなく早々とゴーヤの苗を買いに行った。接ぎ苗の丈夫そうな苗を買ったので、伸びるのが速い、速い、それに中間の葉も凄く密に繁っている。
 去年は実のゴーヤもほとんど採れなかったので、今年こそと、多いに期待している。

2011年6月2日木曜日

 今朝の「毎日」に『在来種タンポポ過半数に』という記事が。
 「万博記念公園での全体調査で、全国的に希少となっているカンサイタンポポ等の在来種が50%以上の高い割合を占めていることが分かった。」、「40年間、環境保全に取り組んだ成果とみて関係者は喜んでいる」という記事だった。
 身近な話題に喜び勇んで万博に出かけたが所詮タンポポ、特別扱いされるわけでもなく普通に地べたに咲いていました。
 それよりも友のブログに出ていた「栴檀の木の花」を発見、見事な大木が3本ほど、そして紫色のかれんな花がいっぱいに咲いていました。いつもの帰り道のコースとは違うところに紫色のモヤのように咲いているのを嫁はんが「あれ何の花?」と云うので近寄って見るとブログに載っていた花に似ている、近くにいた職員に木の名前を聞くと「栴檀です」という。そうか、これが「棟(あふち)の花」か、としばし見とれていました。