2016年6月30日木曜日

愛染さんじゃ、べっぴんさんじゃ

 ニュースの発送の為、大阪に出たついでに「愛染さん」にお参りした。今日30日は大阪の夏祭りのトップを飾る「愛染まつり」である。
 愛染さんについてブログに書いたのは5年前であった。正式には「勝鬘院」と云い、四天王寺の別院である。本尊は愛染明王であるが境内の多宝塔の本尊が「大日大勝金剛尊」という如来である。
 寺伝によれば秀吉が戦勝祈願の為、造像させたという事だがこの如来さんは12本の腕を持つ特異な如来でかなりの法力を持つという事で欲張りの秀吉が造らせたということなのだろう。愛染まつりの3日間だけ特別公開されお顔が拝める。
 5年前は写真撮影禁止の張り紙もないのを良い事に遠慮しいしい撮影させてもらったが今年は本格的に撮らせてもらった。やはり美しい。金色の光背の所為もあって一層輝きを放っておられる。
 充分拝ませてもらい境内に戻ると丁度
「宝惠籠」の出発式の最中で浴衣姿の
愛染娘が掛け声の練習中だった。
 頭取の掛け声で大阪締めと愛染さんじゃ、べっぴんさんじゃ、を繰り返すのだがどうも愛染娘の後ろに並んだお揃いのポロシャツ姿の学生さんたちの声が揃わない。ついに役員が「学生さんたち、日本語が揃わないのでもう一度」と云った。私の横に立っていた役員らしき人に聞くと「東南アジアからの留学生さん達です」との事だった。
 役員の困った顔とは対照的に留学生たちの顔は楽しくてしょうがない、といった笑顔だった。これこそ「祭り」だ。



2016年6月23日木曜日

ツバメの如く

  長谷やんのブログのツバメの写真を見ていて子供の頃作った「ツバメ型紙飛行機」を思い出し作ってみたくなった。
 なにしろ60年も前のこと、と思いつつ「え~60年か~」と我ながら驚いた。で記憶だけで作ってみたのが最初の写真。
 胴体というか尻尾の部分がそれらしくなってはいるがどうも違う。そこでPCで検索したらyou-tubeで丁寧に作り方が見られた。そして作ったのが2枚目の写真である。頭の部分が記憶とは全く違っていた。飛ばし方は普通の紙飛行機のように胴体をつまんで飛ばすのでなく、頭の部分を指で挟んでスナップを利かしてヒューイと飛ばすもので、これは記憶していた。
 狭い家の中ではなかなかうまく飛ばないが、指から離れた瞬間、クルッと1回転して飛んで行った。
 外で飛ばしたいところだが梅雨空と世間の目が気になってまだ飛行させていない。梅雨明けには万博公園で飛ばそうと暇を見つけて2号機、3号機を作っている。
 昨夕、梅田で共産党の街頭演説があった。雨が降ったりやんだりであったが爽やかな第一声を聞いた。以前間近に見た印象と雨の中、爽やかに演説する姿が重なって「ツバメのように」スイスイと国会で活躍してくれることを願った。

2016年6月18日土曜日

綺麗な花には?

後援会ニュース、会報の二つを発行し、残る一つ(ほぼ二カ月に1回発行)も編集が終わり何とか目途がついた。
 いつもの事ながらドタバタしてあちらこちらに迷惑をかけているが私自身も周りに目を向ける余裕が無くなっているのも毎度のことだ。
 そういえばアジサイの季節、我が家の裏庭の万博公園の「アジサイの森」も見頃になっているだろうし、もうすぐ蓮池での「早朝観蓮会&象鼻杯」の季節である。
 去年は義父の体調不良があって出掛けられなかったが今年はいけるかもしれない。
 写真:ホコリを被っていた嫁はんの折った「アジサイ」を引っ張り出して
     飾った。
追記:6月21日 タイトル付け忘れ
 『きれいな花・バラには棘がある。』とは昔からよく言われる例えですが、料理に添えられたアジサイの葉を食べて中毒症状が出た、という報告例があったそうです。でもこれは嫁はんが作った折り紙のアジサイですから安心です、「お~い、そやな~?」。


2016年6月8日水曜日

97歳の感想は?

 ボケ防止のつもりで3年連用日記を付けている。
 1ページに3年分だから書ける量は少ない。
 ボケ防止だから昨晩のご飯の内容を記すようにしているが、これがなかなか思い出せない事がある。(わざとその晩に書かずにあくる日に書く)洗って干してある鍋や食器を見て思い出すヒントにすることもある。
 で、その日記を見ていたら丁度1年前の6月〇〇日に「朝、義父からSOSが」とある。それまで健康で義母が亡くなって6年、一人暮らしをしていたのが急に不調を訴え、検査入院や、嫁はんが泊まり込んでの生活が始まったのだった。
 幸い今現在は週1回のデイサービスと週1回嫁はんが泊まり込まない日を設けて丸1日を一人で過ごすまでに回復した。
 その義父の誕生日が6日であった。私は所用があって行けなかったが、娘(嫁はん)と二人、ささやかに祝ったそうだ。
 体調に大きな問題はないそうだが、最近は同じことを繰り返し言ったり、冷蔵庫に何本もあるのに牛乳を買ってくると、嫁はんは愚痴っている。
 先日私が昼間のお守りに行き、お昼ご飯を食べ終え、洗おうとすると義父が腕カバーをして「体を動かさんとボケる」と譲らなかった。
 「ボケてない!」と言い張るより、ボケない様にという意識があるという方がいいのかも知れない。体調がいい時には、牛乳を買いに行くという行動も「まだ買い物にも行けるんだ」ということを確認しているのかもしれない。
 6日で97歳、嫁はんが感想を聞くと「97歳は長生きの方かな~」と「あと3年で百歳か」であった。ビールを3口ほど飲んで、いつも通り就寝したようだ。
  あまり遠くに出掛けないのでいつものベランダの姫スイレンをお目にかける。4日、近畿地方は梅雨入りしたそうです。皆さん、お体を大事に、100歳をめざそう。