2011年7月2日土曜日

  今日7月2日は「半夏生」子供の頃、友達の農家では特別な日、というか農作業(田植え)の頃だったようで、この頃になると一緒に遊べなくなったような記憶があります。
 そういえば「春事(はるごと)」といって農家の一年の仕事始めに英気を養うという意味で、田んぼで重箱に詰めた御馳走を食べているのを少し羨ましい様な気持ちで見ていた事もありました。
 勤め人の家の我が家と、農家の家の友達の「子供同士」の生活の違いを、子供心に「別なんや」と感じていました。


上の写真は「片白草」、葉の裏が白粉を塗った様に白いから、という事です。発音は同じ「はんげしょう」。でも、河内では「半夏生」は【はんげっしょ】と短く発音していたと思います。
 さて、我が家の「グリーンカーテン」ずいぶんと成長し、カーテンらしくなり、ゴーヤも15cm程になってきました。黄色い花に蜂のような昆虫もぶんぶんと飛び回り、最初の頃の筆での受粉の手間もいらなくなりました。
  3月の「東日本大震災」以降の復興の遅れと、いまだ収束の目途が立たない原発の状況に苛立ちを覚えつつ日を過ごすばかりですが、5月来取り組んできた「退職者会」の救援カンパが会員の協力により、予想を越えて集まった。感謝、感謝である。
 
 1年の半分を過ぎた、という思いは被災地の皆さんには、まだまだ持ち得ないだろうと思うが、我々は「心一つ」にして残り半年、そしてその先も頑張りましょうと言うしかない。

3 件のコメント:

  1. 岡山の隠居所の麓の水田は田植えがほとんど終わっています。聞く処によると今年は「ヌートリヤ」の被害が多くせっかく植えた苗を食い尽くされ水田が一晩で「池」になっていた。一月で11匹捕獲したとのこと。そして今回、隠居所はとうとう「猿の集団」に注目されて仕舞いました。15~20匹がうろうろしています。小猿は木から木へ飛び跳ねています。親猿は檜の高い所から付近を監視している様です。小猿の声は最初は鳥の鳴き声と思っていました。ボス猿は犬の鳴き声のような声で集団を統率しています。隠居所の小さい畑のトウモロコシとトマトを何とか守らねばなりません。ネットを張りましたが効果のほどは・・・集団移動しますので収穫時には何処かよそに行って貰いたい。猿は捕獲が難しいようです。銃での捕獲も「悲劇」がありました。獣害の話を聞くたびに日本オオカミを絶滅させた人間を恨みます。

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  2.  昔、河内の田圃には鉄砲の音のような威嚇音を出す装置があり収穫前の稲をスズメなどから守るのだと聞きました。仕組みはわかりませんがパイプをT字型に組んだ簡単な仕掛けで、定期的に大きな音を出していました。ヌートリアは兵隊の防寒着の毛皮をとるため輸入され養殖されていたものが定住したものという話を聞いた事があります。大きな川の水草を食べるという事でしたが田んぼにまで出てくるのですか、川岸をコンクリートで固めてしまった報いですかなー。

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  3.  昔の夜店にはカーバイドのランプがあって独特の匂いを発していましたが、今となっては思い出の中の懐かしい香り?です。
     そのカーバイド+水→アセチレンガスで間歇的に爆発させる「とりおどし」がありました。
     ありました・・どころか、我が家近くの田圃では今でも秋には派手に「空砲」を撃っています。ただし、今のはプロパンガスを使用しています。
     ヌートリアは夜行性のようですから夜中に鳴らすわけにもいかず、美味しい料理を考え出すほうが効果的でしょう。

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