戦時中なのか、戦後の物のない時分の事なのかよくわかりませんが、「食べるものがない時に、芋の蔓まで食べた」という話はよく聞いた。
千里中央でよく買い物をする「野菜ソムリエ」の店で、サツマイモの蔓というのを売っていた。かなりの量のひと束で150円。
水洗いして、そのまま、炒めるなり、煮るなりして食べれます、とあったので、うす揚げと一緒に炒め、麺つゆをかけて食べた。シャキシャキとして旨い。
食糧難時代を象徴する食べ物のように言われてきたが、ひょっとすると、当時の人は耐え忍んでます、という顔をしながら、内心、「これ、いけるがな」と美味しく食べていたのかもしれない。
などと思いながら、梅酒のソーダー割で私も美味しく、いただきました。
外泊してきた義母は実家が農家だったので「そんなのは食べんかった」と言っています。
返信削除街の子だった実母が(以前に)言うには、問題は調味料がないことだったと言います。芋の蔓もスイトンもナンキンも、ほとんど調味料のない中で食べたので、「戦時中の食事を食べよう」という企画は「美味しすぎる」とクレームをつけていました。