お盆休みで帰省中だった息子も仕事に戻り、嫁はんは友達と奈良へ、で暇な私はと、プールは夏季休業中、仕方なく図書館へ、しかし夏休み中の子供に独占されて早々に帰宅。扇風機を目いっぱい回し、溜まった新聞記事のスクラップ作りに。
目を引いたのが「サマータイム導入に反対」天文台に働いておられる人の記事だった。これまでも国や地方自治体のお声掛かりで一部導入が図られてきたが定着しなかった。今回は原発事故後の電力不足を口実に導入の動きが再燃しているらしい。記事は、南北に長い日本列島、日の出の時刻でも2時間の時差があるのは周知の事実。人間の生活リズムに悪影響があると警告されている。日本の長時間労働に拍車をかけるのでは、という危惧ももっともだ。
そもそも、財界などが長年要望してきたというのが胡散臭い、じっくりと考えるべきだと思う。
夕方になって「暑かった~」と嫁はんが帰ってきた。「お土産」と貰ったのが写真の「匂い袋」。興福寺で買ったとのことだが-香りでつなぐ支援の輪-とある。生地に福島県の「会津木綿」が使われており、売り上げの一部を義援金に、という京都の香木屋さんのアイデア。大がかりな節電や、なかなか進まない復興支援策、ならば誰にでも、簡単にできるちっちゃな支援も有効打ではと、汗をぬぐいながら思った。
思うに、この国はどうして融通が利かないのでしょう。自分の頭で考えて、東の地方の官庁や企業は朝の8時から仕事をし、西の地方は9時半から始めればいいのに・・・主として経度によって日の出日の入りが相当違うのは沖縄に旅行した時に実感するものを。
返信削除生駒市役所が「節電のやめに閉庁」とお盆休みにしたのは断固支持。
TVのニュースでチラッと見たのは生駒市でしたか!決断の勇気に拍手!
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