
昨日、ひょんな事から、ある集会に参加した。大阪革新懇が主催する「意見交換シリーズ」第3弾、橋下・維新の会が強行した府議会「議員定数削減」の狙いとは、が今回のテーマ。
気軽な気持ちで参加したが会場のメンバーを見て驚いた。よく存じ上げている共産党の元国会議員や憲法学者、そして労働組合のOBや地域の活動家などなど、そんな中に、若い女性が一人参加していた。本人さん曰く、けっこう歳いってます、との事だったが講師の西弁護士の話の後、意見交換会で、なみ居るメンバーに臆せず発言していた。
私が興味を持ったのは、この集会を知ったいきさつだった。やはりインターネットだった。西弁護士のブログサイトから調べたとの事、参加者一同「うーん」と頷くばかり、続けて「例えば皆さんは、集会に参加される時、旗を持っていかれる、でも私には旗(組織に属していない、の意か)が無いので風船を持っていく」と。またまた、「うーん」である。
以前ブログに書いた「原発ゼロ」の集会に風船とタンバリンを持って参加し、遠巻きに見られた(気分的には)事を思い出した。
会場の参加者は、ほぼ全員、この若い女性の倍近くの年齢だと思うが多いに感化されたようだった。
で、肝心の講師の話、非常に分かりやすい内容だった。橋下・維新の会の錦の御旗「民意」とは?数の力で押し切った議員定数削減とは?そして、圧巻というか、ショックだったのは削減後の議席シュミレーション(写真)だ。維新の会は得票率40%でも6割の議席を占有し、公明党以下すべての政党が占有率を減らす、共産党は得票率10%でも議席は2、下手をすると議席0の可能性もあるという。
シュミレーションとはいえ、国政選挙(1994年の政治改革・選挙制度の改悪以降の)の結果を見れば「そんな事には、」といってられないと、そんな気持ちになった集会だった。