今朝の新聞「赤旗」にスタジオジブリの名プロデューサー鈴木さんが登場。「ジブリの哲学」という本を出版した思いを語っている。
インタビューの中で、少し前、話題になった社屋の屋上に懸けた横断幕の事を語っている。宮崎監督は「原発はプロメテウスの火だ」と語り、鈴木プロデューサーも「原発というのは完成していないシステム」と認識していたという。
以前ブログにも書いたが「鉄腕アトム」を原発推進に利用したい電力業界の手が伸びたが手塚プロは一切、これを断ってきた、という話。
似たような話がジブリにも、鈴木さんは一つ一つ、これらの誘いを潰してきたという。「社の方針として原発はだめだ」と貫いてきたという、いずれも、子供に夢を与える、そして、子供の頃の夢を捨てていない大人にも夢を与え続けてきた二つのプロダクションの活躍を祈りたい。
このコメントは投稿者によって削除されました。
返信削除地域独占の公共企業である電力会社は、国民の負担する莫大な予算を使って原発を作ると自動的に『利益』が増える制度になっている。そして事故が起きると国民の負担する公共料金(電気料金)と税金で乗り切る。そういう会社が役員個人を装って莫大な政治献金を還流させ、莫大な広告料や寄付等の形でマスコミや「学者」を「買収」する。「電気が不足してもいいのか」と声高に叫ぶ人々の主張には「賄賂が不足してもいいのか」との吹き替えがぴったりだ。この国はいつからこんな倫理の崩壊を反省しない国になったんだ。・・・歯ぎしり
返信削除10月13日付朝日の朝刊から2つ。
返信削除1 見出しは、電力支配、選挙、献金、知事を支える。中身は、北海道高橋知事、佐賀県古川知事、玄海町岸本町長、唐津市坂井市長等への「電力支配」の実態。国民の税金と公共料金で成立っている会社がこんなことをしていて良いのだろうか。その間に、下請労働者と子供たちは(大人も)被曝を続けている。
2 こちらはシリーズ「プロメテウスの罠」。浪江町の関場さん。4月のはじめ安否確認に来たと言う自衛隊員に線量を聞いたところ「ここは大丈夫」。その後ジャーナリストの豊田氏に計ってもらったところ「2時間で年間許容量1㍉シーベルトを超える値だったので家を飛び出した。数日後一時帰宅の際警察官に「ここって高かったんですよね」と尋ねると「そうなんです、でも政府から止められていて言えなかったんです。」・・中国の鉄道事故でメディアは中国政府を厳しく批判した。関場は腹が立ってくる。「日本だって同じじゃないの」