2011年11月20日日曜日

今年のヌーボワイン

 今年もヌーボが届いた。というか、毎年馴染みの業者から買うのであるが、8月の暑い頃に予約の電話が入る。「生産地のいち早い情報です。今年例年になくブドウの出来が良く、いいヌーボが出来るでしょう」と電話口で馴染みのセールスのお兄さんが囁く。私は「アンタ、去年もそんなこと言ってたで」と言いつつ、「今年も頼みます」と云う事に、そんな付き合いが14~5年になる。
 ものの本によれば、元々ヌーボワインと云うモノは、生産者がその年のブドウの出来をチエックし、業者に試してもらう為のもので、仕込から出来上がる過程が通常のワインとは違う、だから基本的にはヌーボは、いくら寝かせても良いワインには成らない、年明けごろまでに飲みきってしまうのがベスト、ということのようだ。だから我が家ではいつも6本しか買わない。
 年々、高額になっていく請求書を片手に「これも祭りのようなもの、まぁ~いいか!」。
せめて27日の前祝い(いワイン)になるように、(苦しい~)。

2 件のコメント:

  1. それで、これは何処産の何というワインでしょう。
    茅渟の海さんもきっとヌーボをやっているのでしょうね。
    値打ちモノらしいヌーボ、自棄酒にしないようにがんばりましょう。

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  2. 「ドメーヌ・ド・シャントクレール」ブルゴーニュ地方の醸造所産、のようです。8月のセールスの口上では、何でも『黄金の畑』と呼ばれる南向きの最高の畑で採れるブドウでつくるワインだそうです。生産量が少なく、ブログで見ると東京のビストロでも手に入りにくいワインで希少品と書いてありました。

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