2016年12月10日土曜日

歳末かかりの「どうしたもんじゃろ~」

困った事になった。
 といっても天地がひっくり返る、というような「大事」ではないのだが、毎年の年賀状に使っている干支の張り子が手に入らなくなったのである。毎年お願いしている大阪張り子の造り手の方が「干支の張り子にまで手が回らなくなった」と断りの電話だった。
 もともと大阪の神農さんの張り子の寅を作っておられ、そちらが本業ということなのかも知れないが兎に角、今年は「手がまわらず、すんまへん」という事に相成ってしまった。
困った事になった。
 今年は、97歳の義父に「久しぶりに年賀状を書いたら」とけしかけ、やっとその気になってもらったところである。さあどうしたものか、と骨董市で買った「宋胡録」の鶏の置物と相談している。

 *宋胡録(スンコロク):タイのスコータイ県サワンカローク周辺で
   焼かれた陶器。桃山から江戸時代に日本では香合など茶器
   として茶人、通人に好まれた。 


 

1 件のコメント:

  1.  ひげ親父さんの骨董趣味には頭が下がります。いっそう、若冲ばりの鶏でも描いてみては?
     それにしても、こまった、こまったと言いながら年賀状のプランを楽しまれているようで可笑しいです。

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