先日の土曜日、3月24日が旧暦の「3月3日の節句」だった。今年は、この後、閏3月もあるので新暦の3月3日から4月23日までのロングバージョンという事になるのだろうか?
我が家には、いきそびれる娘もいないので、このままずーっと飾っておくことにした。
手前の写真は母が生前、妹(私たちの叔母)と叉兵衛櫻を見に行った時の写真である。
母の葬儀の時、従兄弟が持って来てくれたもので以来、私の部屋に飾っている。その叔母が1月末に亡くなり、先日満中陰の法事があったので出かけた。
叔母の家は大和の「壺阪山」にあり、子供の頃に母に連れられて行き、また結婚直後に挨拶に行った事もあるのだが、30年もたっており、一緒に行った兄たちに案内してもらわなければ分からない始末だった。
駅を降り、ちょっと驚いたのは叔母の家までの道の両側の家々が「雛飾り」をしていた事。高取町が6年前から「町家の雛めぐり」というイベントを開催しているとの事だった。
実は法事の当日、3月3日の雛まつりは終わっているが旧暦の雛の節句にはまだ日もあるというので、嫁はんが描いた写真の色紙をお供えとして持って行ったのだが、町ぐるみの雛祭りと合っていたとは、旧暦が取り持つ出会いに不思議な気がした。
叔母も生前は雛飾りを楽しみにしていたという事なので、いい供養になったのではないかと思っている。
!「色紙のお供え」とは何んと素晴らしいことかと感心しています。
返信削除そして、雛めぐりの写真も雰囲気が一杯ですね。
私の家では、場所をとるので結局今年も飾らずじまいでした。もったいない話です。