2部の「壇浦兜軍記」の阿古屋が観たかったが1部、2部を観るとなると1日仕事、最近柔らかい座席でも2時間も座っていると腰とお尻が痛くなるので1部だけにした。阿古屋は期間中の「幕見席」(目当ての一幕のみ観れる)で観に行こうと思う。
初春公演1部の演目は目出度い「二人禿」と「伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)」とお里・沢市の「壷坂観音霊験記」の3本。
「二人禿」は京島原の遊里に生きる少女が羽根つきや毬つきに興じる姿で初春らしい雰囲気を演じる。
「伽羅先代萩」は主君のため幼い我が子をお毒見役で亡くしてしまうという浄瑠璃物特有の演目、私は未だにこの不条理物が苦手である。
「壷坂観音霊験記」は観音霊験と夫婦愛を描いたお馴染みの名作である。今回初めて見たが世を儚んで沢市とお里がそれぞれ谷底に身を投げる場面、舞台では実際に人形を突き落とすのだ。瞬間なのだがまるで生きた人間が飛び降りるように見え、息をのんだ。
国立文楽劇場は今年開館35年を迎えるとかで記念公演もあるようで楽しみだ。
さて、1部が終わって帰ろうとロビーに降りるとマイクで「本日は十日戎の日でございます、今宮戎神社の福娘さん達が福笹を授けに来られますので皆さんお集まりください」と呼びかけている。
劇場から今宮戎神社はそう遠くないので帰り道に寄ってみようかと思っていたので「こいつは春から縁起が、いや棚から福笹や」と福にあやかることにした。
*動画を追加しました。より目出度く!
新春らしい華やいだ記事にほっこりです。
返信削除福笹、よかったですね。ほんに春から、縁起がいいわえ。
大阪締めのテンポって十分浸透していませんね。この動画で練習しましょうか。
返信削除試し送信
返信削除ひげ親父さん、つかれました!今ようやく湯木さんに教えてもらって貴方へのコメント送付の方法が分かりました。写真が出た時に次の操作の指示分を画面に出す必要があるのにそれに気づかなかったことが原因のようです。
返信削除湯木さんの援助でようやく試し送信が出来ました。
ホッとしてコメントを書こうとしましたが、私には理解不能の文楽公演の記事。
とてもコメントできる内容ではありませんので、今日はこれくらいにしといちゃるわ。
お疲れさんです!ゆっくりいきましょう、これからもよろしくお願いします。
削除和道さん、ひげ親父さんのブログも私のブログもGoogleです。よかったらグーグルアカウントを登録していただくと非常に簡単にコメントが出来ます。
返信削除セキュリティのため面倒をおかけします。