2017年10月14日土曜日

世界に誇る9条!


 退職者の会連絡会の一つの会の会報に次のような投稿があった。
 
「現職の組合員の皆さんへ、」と題して「憲法9条は日本人だけのものでなく世界の宝になっている。その一例として会報に連載している朝日新聞の記者伊藤千尋氏の講演内容の中の次の部分を引用している。『カナリア諸島の中の小さい島に、広島・長崎広場という名の公園があり、そこにはスペイン語で書かれた日本国憲法9条の碑が存在する』という事を紹介されていたと書いてあった。

 私はこの碑の事を全く知らなかったのでネットで検索してみた。いろいろヒットしたが「その碑は1996年に建てられた、」と赤旗の記事があった。スペインでの米軍基地撤去とNATOからの脱退を求め1980年代に大規模なデモや集会が開かれ、運動は大きな盛り上がりを見せ、その中でカナリア諸島第二の都市、テルデ市の市長は日本の憲法9条の内容に感動し、碑と広島・長崎広場の建設を議会に提案しその後、曲折を経て1996年に建設されたという事であった。
 本当に知らなかった。当時聞いたかもしれないが忘れていたのかもしれない。

 いま、安倍首相が憲法9条を改憲し92項の後に3項として自衛隊を明記しようとしている。しかしその事を選挙戦の中では一言も触れないでいる。
 もしこんな事を許したならば、本当にテルデの市民や9条の碑に対して恥ずかしくて訪問も出来ない。

 市民と野党の共闘で安倍自公内閣を退陣に追い込もう。

3 件のコメント:

  1.  先日、市民文化会館で「戦没者追悼式典」がありました。私が、遺族代表で追悼の辞を述べることになりました。その一部を紹介します。「私事ではございますが、私の母は養女です。私の父は養子です。私の義理の祖父母には二人の息子がおりました。弟は18歳の時病気で亡くなりました。兄は昭和12年に日中戦争で戦死しました。享年23歳でした。子供が一人もいなくなった祖父母の悲しさ、無念さは想像を絶するものがあったと思います。」
     この様に戦争で悲惨な目に合うのは、一般市民です。何百万人、何千万人の戦争犠牲者の上で出来た「平和憲法」を守るのは国民の義務だと思います。私も微力ではありますが「平和憲法」を守るためにこれからも頑張っていきたいと思います。

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  2.  ヨイショではないが、本文もバラやんのコメントも素晴らしい。勉強になります。
     自公維希の憲法改悪大連合を阻止するために22日の投票では選挙区は「市民と野党の統一候補」(統一候補のいないところは共産党候補)、比例区は共産党を推したい。

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  3.  高知に帰られて30数年になると思いますが若い頃の馬力一辺倒のイメージだったバラやんが、歳を重ねられ「エエ男に」なったな~と感じています。(ヨイショではありません)。ますます頑張ってください!

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