2016年7月6日水曜日

想ひで写真館

 朝ドラ「とと姉ちゃん」の内容もさることながら番組最後の「あなたの家族写真」のコーナーを楽しみにしている。
 「とと姉ちゃん」の時代設定に合わせ、視聴者から昭和時代の家族写真を募集し、日替わりで紹介している。どの写真も白黒でセピア色した写真である。
 実家にも昭和20年代後半から30年代半ば頃の写真が割と残っている。当時、我が家にはカメラなどというものはまだ無かった。が当時、祖母は典型的な世話やきで実家の前の大きな工場に地方から働きに出てきた青年の住む処を世話したり、果ては結婚の世話までしたりしていて家にはいつもそんな若い男(ひと)が出入りしていた。
 カメラ好きの青年がよく写真を撮ってくれた。この写真も近所の仲のいい子供を集め玄関先の庭で撮ったそんな1枚である。
 テレビもなく、楽しみは夜店とラジオで聴く「赤胴鈴之助」であった。そんな時代であった。
 昔の写真で思い出した事がある。14~5年前に中学校の同窓会幹事をした。顔が判らないといけないだろうと卒業アルバムの顔写真をコピーし、めいめいの名札に貼り付け配った。が女子からは「総スカン」を喰らった。「そんな昔の田舎娘の写真なんか」という訳である。
 「男は過去の思い出に生き、女は現代(いま)を生きる、女とはそうした生きものよ」とは確か『鬼平』(池波正太郎の鬼平犯科帳)の言葉だったと思うが今年開催予定の古希同窓会ではどういう事になるのであろうか、楽しみである。 
 タイトルを少し昭和っぽくしました。


4 件のコメント:

  1.  へ~!というのが感想です。私も中学校の同窓会にそういう写真を配りましたが好評でしたので・・・
     しかし男も現代(いま)に生きなければと思います。いま参議院選挙で重大な社会の行く末が問われています。

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  2.  ひげ親父さんからは、参議院選挙の重要な資料をいつもいただいております。世間では、嘘ばかりの悪夢の民主党政権には戻したくないという、民主的な勤労者の意見があることも事実です。世論調査はマスコミの嘘かもしれませんが、60歳代以外は全て改憲勢力に有利である。と報道されています。これからは、絶対多数の絶対幸福の理論を考察する必要もあると思います。

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  3.  私も「なんで民主党(民進党)を推すの?」「民主党政権時のいろいろは許せん」という声をいただいています。
     しかし、現下の一大事は憲法蹂躙・9条改悪を許すのかどうかです。しかもその課題は福祉政策改善の一要求とはレベルの違うこの国の根本問題です。
     なので私も野党間の不満は封印しています。身を捨てて野党共闘を前進させたいと思っています。私心はありません。
     2016年のこの選択は、遠くなく歴史的に評価されるに違いありません。

     若い人々への「メッセージの伝え方」については高齢者が真摯に向き合わなければならない喫緊の課題だと思います。ただ、私のそういう主張に可否は別にして絡んでいただける意見の少ないのが残念です。

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  4. あらためて黒田さんの「革新の大義に生きん身の構え私心なければ揺らぐことなし」を噛みしめていますが「さすがに共産党には入れられないので自民党に投票する」と連合香川の幹部が云ったとか、この馬鹿どもには黒田さんの爪の垢も効かないだろう。

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