2013年12月5日木曜日

安倍首相はいよいよ焦ってきているようだ。前回開いた福島県での地方公聴会で、出席した7人全員が「反対」「慎重審議」という意見で賛成は一人もいなかった。なのに、翌日衆議院で強行採決をやった。そして今度は参議院でも地方公聴会の開催を強行採決で決めさいたま市で開催した。共産党以外の野党は欠席し、意見陳述者も3人しか出席しなかった。(賛成2・反対1)いずれにしてもアリバイ作りをバタバタと済ませたという印象は免れない。
 たった2回の地方公聴会、それも「8対2」で圧倒的反対意見だったのに、安倍首相は「国会の中の議論だけでなく、広く国民の皆様の意見を聞いた」としゃーしゃーと述べている。この人には宮崎監督や吉永小百合さんら260人を超す映画人のメッセージ、浅田次郎日本ペンクラブ会長ら多くの作家、ジャーナリスト等から突き付けられたペン先も、そして国民の50%を超える反対の声も聞こえないのだろうか。いや、聞こえているはずだ、そして恐れおののき、この恐怖から一刻も早く逃れたいと焦っているのだろうと思う。国会周辺では3,000人が人間の鎖で国会を包囲した。いかにゴリ押ししようと、国民の包囲から逃れることは出来ない。

3 件のコメント:

  1.  今度の秘密保護法の悪法への反対者は、50%できかないと思います。弁護士や学者等の識者に限れば80%は軽く超えていると思います。今朝の地元紙にも「秘密法案わやにすな(馬鹿にするな)」「人権弾圧許しません」「人間の鎖国会囲む」「地方公聴会反分空席・見せかけだ」「怖い法律、ぞっとする。法律ができれば、真っ先に影響を受けるのは沖縄です。大田昌秀元沖縄知事」等々の見出しが舞っています。我◎◎市議会も昨日県内2例目で「廃案」意見書を採択し、首相、衆参両議長らに送りました。闘いはこれから!闘いは今から!!です。

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  2.  2000名を超える学者の声明はほんとうに数日で集まったのですね。インターネットがなかった時代では考えられない出来事です。先日の御堂筋パレードもインターネットで知った方々が多かったと思っています。時代は変わってきているなあと感心しています。
     大阪のこういう運動の核になる方々が十分理解し、運動を広げて欲しいものだと期待しています。
     そして、私たち一人一人も日々工夫し努力することが大切だと思います。

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  3. バラやん有難う!そうです、闘いはこれからです。今朝のTV番組でもキャスターの兄ちゃんが言ってました。「仮に参院で強行採決されてもこれで終わりじゃない、ここからがスタートなんです」と。

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