杉本真人という作曲家をご存じだろうか、数年前、「吾亦紅」という自作曲で紅白出場を果たし、歌手としても注目を浴びたが、基本的には作曲家である。1949年生まれの64歳、いつもサングラスをかけ、少しくたびれた長渕剛を思わせるアウトロー風のオッサンである。
これまで多くの歌手に楽曲を提供しており、玄人受けする、つまり夜更けのカラオケスナックで疲れたおじさんが好んで歌うような曲を多く作っている。
私の好きな歌は、ちあきなおみの「紅い花」、小林旭の「水たまり」、あさみちゆきの「青春のたまり場」「黄昏シネマ」桂銀淑の「ベサメムーチョ」などなどである。作詞も手掛け、昭和の名残を引きずった詞とメロディーラインが初老のオッサンの「ココロ」をギュッと掴んで離さない。
少し疲れたかな~と思う時は、you-tube の画像音声を聴きながら冷酒を飲む、と「紅い花」の歌詞のように、「疲れた自分が愛しくなって酒に唄う」という気分に浸り、疲れが目から融け出していく。
この記事の前ですが、妻がusukuchimonndouを読んで、更新頻度も含め「ひげ親父さんはこの頃疲れてるんとちゃう」と言っておりましたが、この記事を読んで、う~~ん・・・
返信削除こんな時に「疲れた自分」もないでしょう。
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