2011年3月14日月曜日

 なぜか懐かしい昭和の風景、偶然にも大阪のキタとミナミで人形展があった。以前から楽しみにしていたので思いきって出かけた。
 右は石井美千子人形展「昭和のこどもたち」
昭和30年代の、まさに我々と重なる何処にも
あった子供たちの日常を懐かしく蘇らせている。会場いっぱいのオバちゃんたちも、「あ、あんな子おったなー」と賑やかな中にも昔の自分を思い出しているかのようだった。

 もう一つは、有名な「与勇輝」さんのこれも「昭和」をテーマにした人形展。戦中から戦後にかけての日本の子供たちを独特の「与(あたえ)ワールド」で表現する。与さんは、「いま、制作しないといつまでも悔いが残るとおもい」と語っている。
 与さんの人形は、その表情に特徴があり、特に女の子のどこか寂しげな顔と姿は、見つめていると胸が締め付けられるような気持ちになる。
 連日の震災報道に「不安」と「焦燥」の日々だが友の言うように、少しでも元気のある者が、何か出来ることを準備しておこうと思う。 そんな勇気と元気をもてた半日だった。 

2 件のコメント:

  1.  石井さんの作品のモデルは私に違いありません。ハハハ
     綛野(かせの)美代子さんという作家も味のある人形を作っています。友人です。機会があればよろしく。
     被災地も原発も気になりますが、usukuchimonndou楽しみにしています。

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  2.  宮城の彼女の安否は確認できましたか?
     ひげ親父が人形に興味があったとは少し意外な気がしました。私が知っているのは、テレビで里見八剣伝、三國志の作品を手掛けられた辻村寿三郎(?)氏だけで特に興味があった訳ではありません。
     とにもかくにも、少しでも癒されたのであればなによりです。
     余計な一言似顔絵を見たとき、てっきり原ちゃんやとばかり思っていました、よく似ていると思いませんか?

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