紅葉狩りに万博公園に、日本庭園の中の茶室「汎庵」が梅の季節と紅葉の季節に特別公開されます。専属の庭師がおられて日頃の手入れを丹精されているようで「今年も綺麗に染まりました」と満足げでした。
平日とはいえシーズン最中、見物客は途切れることなくありますが京都の名所とは違いのんびりとした風情があります。ガイドに引率された団体客が少ないせいかもしれません。
テーブル席の茶席でお抹茶と季節のお菓子を頂きました。少し風があり、係りの人が「障子戸を閉めましょうか」と言ってくれましたがお客さん全員が「景色がもったいない」と開けたまま紅葉を堪能していました。
私も民博内のレストランでランチ麦酒を飲んだ後だったので顔の火照りを覚ますのに丁度よい風でした。
日本庭園を出る頃、突然の曇り空に、急ぐ目の前に太陽の塔が、ここで突然の質問タイム、太陽の塔には三つの顔があるのを知ってましたか?一番てっぺんにあるのが「未来の顔」万博の時、ここにオッチャンが籠城して有名になりました。正面にあるのが「現在の顔」そして、写真に小さく写っているのが「過去の顔」なんだそうで岡本太郎氏の制作意図はわかりませんが黒い不気味な顔は今でも謎めいています。
紅葉狩といえば、今秋は妻が「半年に渡る不休の介護のご褒美ご褒美」と言ったので平成中村座に行きました。
返信削除「紅葉狩」のクライマックスに舞台の後方がパッと開き、本物の木々と大阪城が借景になるのはご案内のとおり。
確かに勘三郎は「ただ者ではない」と楽しみました。
正解は知りませんが、「過去の顔」は、きっと戦争と原爆に対する怒りの顔でしょうね。
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