2014年2月2日日曜日

わが家の「ダーウィンがやって来た!」

ピンボケだが横顔にチョウゲンボウの特徴が
ついに撮りました。まさしく「チョウゲンボウ」です。少し、興奮気味だが、顛末を報告する。
 我が家の朝のベランダは、雀の餌をねだる声で賑やか、朝食のパンの耳を細かくしてあげているからだ。かれこれ4~5年になるだろうか、いつも十数羽がやって来る。わが家のマンションのベランダは南に面しており、向かいのマンションとは駐車場を挟んで切り立った崖のように囲まれている。
 正月明け頃からだっただろうか、その囲まれた空間を鋭い翼をした鳥が何回か、飛び回るのを目撃していた。一度は我が家のベランダの雀を狙ってか、ベランダのフェンスに急接近する姿を目撃した。鳩でもない、トンビでもない、明らかに猛禽類の雰囲気がして興奮した。それからは、いつも近くにカメラを置いておく様にしていた。それが昨日、嫁はんの「大きな鳥がいてる!」という声でベランダを覗くとまさに、何回か見かけた鳥がベランダのフェンスにとまっている。直感で「チョウゲンボウ」だと思った。震える手でカメラを取り出し、写そうとする直前、飛び去った。そして今日、四時過ぎ、カーテン越しに黒い影がバサッという感じでベランダのひさしから落ちてきた。これは、と思いすぐカーテンの隙間から覗くといた!横顔しか見えないが、眼の下から胸元にかけて黒い線が見える。間違いない、「チョウゲンボウ」だ。そして何とかカメラに収めることが出来たのがこの一枚。2枚目を取ろうとしたが飛び去って行った。
 興奮が冷めて、冷静に考えると、やっぱりこの場所を狩場にしているようだ。現にこの後すぐ、ベランダのプランターの陰でコソコソと音がするので覗いてみると雀が1羽飛び出していった。隠れていたのだ。む~こうなると悩む。我が家に食事しにくる可愛い雀が餌になる可能性は大である。しかし、ひょっとして、泉大津のホテルのベランダに営巣し、子育てをしている「ハヤブサ」のようになってくれないか、という期待もある。で、今は、雀に餌をやるべきかどうか悩んでいる。

2 件のコメント:

  1.  ダンドリ君ですね。近くにカメラを置いて待っていた執念の勝利、おめでとうございます。素晴らしい写真です。ぜひ、日本野鳥の会大阪支部に教えてあげてください。
     高層マンションはチョウゲンボウには崖と同じなのでしょうね。
     小なりと言えども猛禽類。その狩りの瞬間は背中がぞーとするような恐ろしさがあります。
     雀も生きておればチョウゲンボウも生き抜かなければならないわけで、餌やりを止めるもよし、続けるもよし・・・でしょうか。

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  2.  ワシタカ類のチョウゲンボウがベランダにやって来た・・・・・・こんなビッグニュースにコメントが殺到していないことに驚いています。
     この写真はすごいことです。
     心の煤を払って感動しましょう。

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