23日は「処暑」だった。【暑さも少し和らぎ、朝夕は過ごし易き頃】とあるが日中の暑さはまだまだ手強い。私流には、日中は、涼しい図書館で対処している。そこで、目で涼をとって貰いましょう。椿皿に載った「カチ割」と見えますか?実はこれ、「割氷」という四天王寺参道にある老舗和菓子舗「河藤」の銘菓である。最初に見た、というか食べる人は「氷」とまでは思わないが、大抵の人は、「氷砂糖」と間違うようで、口に含んでみて、その思いがけない噛み心地に驚くようだ。その反応を見て、ちょっと喜ぶというのが私の楽しみである。では、そろそろ、その実態を明かそうか、材料は寒天です。寒天を煮溶かし、これに砂糖を混ぜ、固めたものをさらに乾燥させたものである。この割り方に工夫がある様だが、本当に「カチ割」のようで、少しは涼しさを感じていただけましたか。
オマケです。同じ「河藤」で売っていた「うちわ」です。お盆には少し遅れたがこれも買って帰り、母の写真の前に供えた。
!かち割とうちわから涼風が届きました。
返信削除ひげ親父さんのコウトな趣味に拍手。
うちわは盆菓子のホームラン王!
写真の朱色の小皿は普通のサラですか?根来のように見えますが・・・
返信削除四天王寺の弘法市の店主は「根来」と言っていました。並べてある中ではテカテカせず、値段も倍近くしたので内心は「本物」と思っています。
削除!妻が「美味しそうなので買ってきたが、もしかしたらひげ親父さんのお菓子かも」と言って帰ってきました。大原女家の「五彩 こはく」です。同種かどうかは知りませんが、外泊中の義母も喜んで食べています。
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