トランプ大統領が民主党の4人の女性議員に対し「(この国アメリカが嫌いなら)国へ帰ったらどうか、出て行ってもらったらいい」と露骨な演説をした。
大統領再選を目指しているトランプらしいと思いながら画面を見ていたがこの演説を聞いている聴衆が「国へ帰れ!」とコールしているのを見て私はナチスドイツのヒトラーの演説に対し、聴衆が「ハイル、ヒットラー」と応え、唱和するシーンを思い出した。
たえず敵をつくり、アメリカファーストと民族意識を煽るトランプはヒトラーそのもののようだ。
そしてこちら日本の首相は街頭演説で聴衆のヤジを嫌いステルス日程で各地を遊説したがそれでも「安倍やめろ!」「増税反対!」の声は止まず、ついには警察権力を使い、野次った聴衆やプラカードをかざしただけの女性も排除したという。
トランプは民主党オバマ政権時代を「何も決められなかった政権」と批判し、安倍首相は民主党政権を「悪夢の時代」と揶揄し、まやかしの数字を使いアベノミクスの成果を宣伝している。
反対に自分の気に入らないマスコミには「フェイク!」(トランプ)と叫び、「(2者択一的な質問は)何か意図的なものを感じる、やめた方がいい」(安倍首相)と言った。その手法、やり口の類似性には驚くほかない。
トランプ大統領との親密さを誇り、その政治的パフォーマンスまで真似る首相にこの国の未来を、いや明日からの日本を任すことは到底出来ないと思う。
みんなの一票でそれを示して行こう!
河野外相が韓国大使に対して「無礼だ」などと発言するのを報道機関を通じて発信した。こんなのは外交ではなく、大衆扇動のプロパガンダだ。
返信削除内政に行き詰った政権が批判の先をすり替える常套手段で、この扇動に乗った「世論」がブーメランのようにますます政権のナショナリズムを追い込んでいく。
現代ではトランプの対イラン「有志連合」問題、歴史的にはそういうナショナリズムが侵略戦争と虐殺や性奴隷システムを作っていったのだ。
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