そろそろ、私なりに、この度の参議院選挙の総括をしなければいけないかな、と思っていたら目を疑う画像が出てきた。それはLITERAに載っていた「国民民主党・玉木代表が民意を裏切って改憲協力へ!」という内容の記事で、その証拠の画像がyoutubeで流されていた。(youtube「文化人放送局」で視聴可能)文化人放送局というのは右翼系の番組を流す放送局らしいがその番組の中で以下のようなことを言っていた。
「はいっ。参議院選挙終わってですね、えー、まあ、選挙期間中も私、いろんな声、聞きました。で、反省です! 我々モリカケ問題、これ国会でかなりの時間取りましたから、結果として国政の重要課題について議論する時間が少なくなってしまったこと。そして、それを国民のみなさんに示すことができなかったこと。これは本当に反省しなければいけないと思います。これは本当にお詫びを申し上げたいと思います」
「その上で、私ね、生まれ変わりました! 安倍総理、たしかに総理の考えと私、違いますけど、憲法改正の議論はしっかり進めていきましょう!」
これって何なのだろうか?画面で喋っているのは間違いなく玉木国民民主党代表である。私はその軽い喋り方に違和感を覚えつつ、その発言内容に驚いた。それは「私ね、生まれ変わりました!安倍総理、たしかに総理の考えと私、違いますけど、憲法改正の議論はしっかり進めていきましょう!」とは何事か!
今度の参院選にあたり、5野党・1会派により野党統一候補の擁立を実現させのだが 当然、国民民主党玉木代表もその一員として安倍首相が進めている憲法改悪に反対、阻止するという共通政策に合意し署名したはずである。にもかかわらず、このような番組に自ら登場し、安倍首相!改憲論議をしっかりすすめましょう!」と呼びかけるとは何事!
さらに、私が最も許せないのが「我々、モリカケ問題、これ国会でかなりの時間とってしまい、結果として国政の重要課題について議論することが出来なかった、だから国民の皆さんにお詫びし反省をする」という言い方である。
今回の玉木代表の発言の根底には、自公で安定過半数という事象のみに目を奪われ、改憲勢力が3分の2を割り込んでいることや、全国10の一人区で野党統一候補が勝利していること等に目を向けられない確信の無さがあるのだと思う。そして改憲勢力が3分の2を割り込み危機感を覚えた安倍首相が国民民主党を改憲勢力に取り込もうとしている計略にまんまと嵌められた玉木代表の底の浅さがあるのではないかと思う。
本格的というのはおこがましいが、私なりに選挙総括する場合、その第1義は「野党共闘」のあり方についてであると思うが、その前にとんだ邪魔者が入ったようで「本気の野党共闘」の総括はまだ少し先のことになるかもしれない。
「その上で、私ね、生まれ変わりました! 安倍総理、たしかに総理の考えと私、違いますけど、憲法改正の議論はしっかり進めていきましょう!」
これって何なのだろうか?画面で喋っているのは間違いなく玉木国民民主党代表である。私はその軽い喋り方に違和感を覚えつつ、その発言内容に驚いた。それは「私ね、生まれ変わりました!安倍総理、たしかに総理の考えと私、違いますけど、憲法改正の議論はしっかり進めていきましょう!」とは何事か!
今度の参院選にあたり、5野党・1会派により野党統一候補の擁立を実現させのだが 当然、国民民主党玉木代表もその一員として安倍首相が進めている憲法改悪に反対、阻止するという共通政策に合意し署名したはずである。にもかかわらず、このような番組に自ら登場し、安倍首相!改憲論議をしっかりすすめましょう!」と呼びかけるとは何事!
野党共闘の約束を破り、安倍改憲論議に自らのめり込もうとする裏切り行為を正当化するため、一国の指導者が国家行政を私物化し、そのために人ひとりの命が奪われた、という重大な問題である「森友学園」問題を言い訳に使うという事ではないか!