義父の入院という緊急事態で作りかけのまま中断していたひげ親父特製の「くろ柿」、大晦日を挟んでやっと仕上げた。
以前のブログを見て頂いている人にはお馴染みだろうが干し柿の中身を取り除き、皮の部分だけを巻いて作るお菓子だ。中に細切りにしたゆずの皮を巻き込んで作るのがポイント。
少し時間が経つと最初の鮮やかな柿色がくすんで黒く変色するので「くろ柿」と名付けた。(商標登録はしていません)。
2枚目の写真は嫁はんが作った柚子ジャムと左は大きなキンカン、昔のキンカンは、皮だけを食べるもので、よく祖母に「キンカン皮食うて実やろか」と教えられた。ところがこのキンカンは実も大きく、種以外はすべて食べられるのでこの例えも死語になるのかもしれない。
それから3枚目の写真は今年初めて作った「茶梅」だ。毎年作る梅酒の梅の実を台湾土産の定番の「茶梅」風に作ってみた。
去年も一昨年もトライしたのだが砂糖を入れすぎたり、煮詰めすぎたりして上手くいかなかった。
今年は、砂糖をほんの少し、紅茶パックを入れ2~3分サッと煮てみた。これがうまくいき、皮も破けず、実は柔らかく上出来に仕上がった。
義父の症状はまだ不確かな事が多い状況だが、口からの食事が出来るようにリハビリを開始したらしい。私もこんな家の中で出来ることで少しづつ正月気分を後追いで実感している。
くろ柿は奈良で「柿ゆべし」と言われているものではないでしょうか。濃厚でかつ上品な和菓子です。
返信削除お義父さんのことですが、老健施設等々も千差万別、玉石混交ですからできるだけ多くの施設を訪問してそこの雰囲気を知っておくことが重要だと思います。
入所の決断は実の子は悩むものですから配偶者がリードするのが良いというのが私の経験談です。