2016年6月8日水曜日

97歳の感想は?

 ボケ防止のつもりで3年連用日記を付けている。
 1ページに3年分だから書ける量は少ない。
 ボケ防止だから昨晩のご飯の内容を記すようにしているが、これがなかなか思い出せない事がある。(わざとその晩に書かずにあくる日に書く)洗って干してある鍋や食器を見て思い出すヒントにすることもある。
 で、その日記を見ていたら丁度1年前の6月〇〇日に「朝、義父からSOSが」とある。それまで健康で義母が亡くなって6年、一人暮らしをしていたのが急に不調を訴え、検査入院や、嫁はんが泊まり込んでの生活が始まったのだった。
 幸い今現在は週1回のデイサービスと週1回嫁はんが泊まり込まない日を設けて丸1日を一人で過ごすまでに回復した。
 その義父の誕生日が6日であった。私は所用があって行けなかったが、娘(嫁はん)と二人、ささやかに祝ったそうだ。
 体調に大きな問題はないそうだが、最近は同じことを繰り返し言ったり、冷蔵庫に何本もあるのに牛乳を買ってくると、嫁はんは愚痴っている。
 先日私が昼間のお守りに行き、お昼ご飯を食べ終え、洗おうとすると義父が腕カバーをして「体を動かさんとボケる」と譲らなかった。
 「ボケてない!」と言い張るより、ボケない様にという意識があるという方がいいのかも知れない。体調がいい時には、牛乳を買いに行くという行動も「まだ買い物にも行けるんだ」ということを確認しているのかもしれない。
 6日で97歳、嫁はんが感想を聞くと「97歳は長生きの方かな~」と「あと3年で百歳か」であった。ビールを3口ほど飲んで、いつも通り就寝したようだ。
  あまり遠くに出掛けないのでいつものベランダの姫スイレンをお目にかける。4日、近畿地方は梅雨入りしたそうです。皆さん、お体を大事に、100歳をめざそう。

3 件のコメント:

  1.  97歳の男性でそこまで日常生活動作が行える方は珍しいと思います。
     ただ、なにかガクンと来たときに家族介護は辛い状況になりますから、日頃からケアマネさんと十分連絡をとっておくとよいように思います。
     それに、念の為特養に申し込み手続きをしておくことも有効です。
     残念ながら辛い状況は突然にやってきます。ほんとうに突然です。
     そのときに泣くことがないように準備しておくことも大切だと思っています。
     そして、それまでの間は、十分に昭和史などを教えてもらうのがよいかもしれません。
     お節介な話をしました。
     97歳でお元気なのは素晴らしい。

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  2.  奥様は週1回のデイサービスのときを含めて週に6日泊まり込んでおられるのですね。ひげ親父さんさんよりも奥さまの心身の疲れが大変ですね。できる限りのサポートをしてあげてください。私の経験から言っても、介護の日々は急速に体力が衰えます。そして、確実に介護うつになります。ひげ親父さんができるだけ明るい話題を拾い集めて癒してあげてください。ほんとうです。

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  3.  情報資料の送付有難うございました。私の両親は数年前に亡くなりましたが、同じ家に住んでいましたので、嫁さんと分担して世話しました。先に母親が亡くなりましたが、脳梗塞で10年以上体が不自由でした。私は朝が早いもので毎朝味噌汁を作りました。買い物や散髪や日帰りの旅行にも行きました。両親も喜んでくれたし、あまり負担はありませんでした。ただ、亡くなる前に病院で「今日は帰らんといて。」と言われたのが一番つらかったです。
     話は変わりますが、ウルル、カタ・ジュタのオーストラリア旅行天候にも恵まれて地球の大自然を満喫しました。1番びっくりしたのは、夜空の星が多くプラネタリウム以上にたくさんの星が見えました。火星がお月さんのように見えました。天の川の川もくっきり見えました。ハワイ以上に輝いて見えました。サンセット、サンライズ、風の谷のナウシカで有名なカタ・ジュタの風など、地球の大自然のスケールの大きさを満喫しました。現地の人は予想通り私に似ていましたが、写真は魂を抜かれるということで厳禁でした。自販機の水が3.5ドルするのには驚きました。

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