2016年1月12日火曜日

病魔退散!

 遅ればせながら「新年おめでとうございます」(関西地方では15日までを松の内と言い習わしているので)
 さて、いろいろとご心配をおかけしましたが何とかブログに向かうことが出来るようになったので簡単に経過報告をしておきます。
 体の異常に気が付いたのは年末の28日頃で持病の腰痛だろうと思っていたが重痛い感じがなかなか取れず、正月準備も重なってそのままにしていた。大晦日も夜中にひどい痛みが出たが正月3日になって左わき腹から「おへそ」辺りに赤いポツポツが出てきて「これは噂に聞く帯状ヘルペスでは?」と思い、4日になって病院に受診した。
 結果はやはり「帯状疱疹」であった。その頃から間断なく痛みが出て、夜中も十分睡眠がとれず、処方してもらった痛み止めの内服薬も直ぐには効かず、どうしようもない状態が続いた。
 二回目の受診で皮膚科医に診察をしてもらい、すでに処方されていたウイルスを抑える薬(1週間分これ以上は効果なし)と痛み止めの薬を追加処方してもらい様子を見ることにした。毎食後の痛み止めの薬も就寝前に変えるなど工夫をして今日3回めの受診をした。発疹はほぼ収まり、痛みもコントロールできる程度になってきたことから皮膚科の女医さんは「程度のきついウイルスではなかったようで良かったですね。ただ、痛みがすぐ無くなるようなことはなく、まだ少し時間はかかりますよ」という事だった。
 という事で何とか夜は寝られるようになったし、昼間もぼーっとすることも少なくなってきた、という経過である。
 病院でもらった「帯状疱疹」のガイドブック(?)には、誰しもが持っている「水痘ウイルス」が大人になってストレスや過労によって抵抗力が弱った時に再び勢いを増し、「帯状疱疹」になる、と書いてある。
 昨年10月から年末にかけての過労やストレスについては思い当たる節もないではないが、リタイア後、ほぼ同じようなサイクルで過ごしてきただけに、やはり抗いようのない老化現象、という事になるのであろう。せめて心の平静だけは保とうと思うのだが昨今の安倍政治から目を背けている訳にもいかず、何とか折れ合いをつけて痛みをやり過ごすしか方法はないようだ。
 新年早々、私の病状日記にお付き合いさせて申し訳ないが、ただ「帯状疱疹」は誰でもかかる病気であり、その痛みは並大抵の根性では耐えきれないものだという事を是非知っていただき、日々の健康管理にお気を付け下さい、という事で経過報告とお詫びとお礼に替えさせていただきます。
 写真は嫁はんが遂に完成させた「十二神将像」である。展覧会に出品するにあたり、友人に台座を拵えてもらい、新薬師寺の戒壇の様に並べたらなかなか迫力がある。神仏祈願はしない方だが、新年の飾り棚に祀った。  

左前から 真達羅(しんだら) 迷企羅(めきら) 毘羯羅(びから) 波夷羅(はいら) 
       安底羅(あんてら) 宮毘羅(くびら) 摩虎羅(まこら) 招杜羅(しょうとら)
      因達羅(いんだら) 安你羅(あにら) 伐折羅(ばさら) 珊底羅(さんてら)


8 件のコメント:

  1.  私のかかりつけ医が言うには「早期受診が何よりも大事」ということでしたが、それに近かったようですね。高齢者はいつ発症してもおかしくないようですから私も心の準備をしておきます。
     十二神将は素晴らしいの一言に尽きます。私の庭の道祖神は辨英師に開眼法要をしてもらいましたが・・・・、あははは。
     大難小難、大難小難。

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  2.  今年もよろしくお願いします
    年末年始ヘルペスで大変だったんですね お見舞い申し上げます

     奥様の十二神将完成おめでとうございます  

    素晴らしく 凄いですね  きついウイルスでなかったのも
    十二神将に守られたのでは

    どうぞお大事に

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  3.  ヘルペスが快方に向かい何よりです。斑点が体をぐるっと一周すれば、死に至る者も出る病気だそうです。今年の厄払いが終わったことと思います。
     ひげ親父さんの奥さん、素晴らしい芸術家ですね。感心しました。家の嫁さんは、京都に遊びに行った時この作品と同じような「神将」を300円のガチャポンで何体も買ってきて「迫力あるやろう!」と自慢していました。

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    1.  ガチャポンの話は面白いです。

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    2.  初めてのところで、コメントをさせていただきます。嫁さんの言うには、京都の清水寺の坂の右手のお土産さんにある「ガチャポン」が一番安くて、精度が高いそうです。同じ様な「神将」でもガチャポンでなければ、2000円程かかるそうです。確かに迫力はあります。

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  4.  ひげ親父さん、うかつにも貴方の病状については、気づきませんでしたが、この更新記事を読んで、尋常でない痛みを背負っての毎日だったことがよく分かりました。お互いに無理のきかない年齢になっていたということでしょうね。
     そうはいいながら、私も年末から元旦まで3日間、里帰りした孫の相手に続き、3~4日の急な法務、5日から9日まで、連日の報恩講参りと、自分でも不安になるような多忙な日が続きましたが、何とか乗り切れたようです。
     ひげ親父さんの病状快方、本当によかったですね。
     さらに奥さんの作品、見事としか言いようがありません。とても素人の作品のレベルではないと思いました。実は私の連れ合いの亡父も木彫が趣味で、わが家にも多数の木彫作品や能面を残してくれていますが、作品の精緻さでは奥さんには到底及ばないと思いました。
     今年1年間も緊迫した情勢が展開すると思いますが、体調と相談しながら頑張りましょう。

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  5. 皆さんありがとうございました。ブログ更新したものの、まだ痛みは続いていますし、気力もなかなか上がりません。でも、お医者さんの言葉を信じ、頑張ります。

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  6. 帯状疱疹辛いですね!月並みですが時間薬ですよ。体力が落ちている時ですからくれぐれもお大事になさってくださいね

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