今年の正倉院展の目玉は「鳥毛立女屏風」であろう、少なくとも私にとっては。というのも今をさかのぼる事、50数年前、私たちの中学校に新任の先生が来た。Y先生は歳の頃なら20代後半、頬がふっくらと赤く、眉毛が色濃く太く、少しおちょぼ口の女先生だった。
当然、あだ名がつくのだが、パターンとしては、名前からくるモノ、風貌からくるモノ、兄や先輩から引き継いだモノ、等があるのが普通である。
授業中、竹刀を持って歩き、間違うと頭を「コッン」とやられた数学のF田先生は、その苗字の後ろをとって「ダ―」であり、年配の英語の先生は、名前が「カネ」で「カネばば」(スミマセン、先輩からの引継ぎです)、理科の先生は、苗字が「青木」で丸い眼鏡をかけた風貌が大村崑ちゃんに似ていたことと、授業で習ったサツマイモを伝えた「青木昆陽」先生とのダブルネーミングで「崑」ちゃん、そしてその新任の女先生は「鳥毛立ち」だった。
丁度、その頃の社会か、国語の教科書に載っていた「鳥毛立女屏風」(当時私たちは『鳥毛立樹下美人像』と習っていたように記憶しているが)の写真があまりにもそっくりだったからである。
クラス全員、誰一人異議なく「鳥毛立ち」に決定し、そのネーミングに感動すら覚えたものだった。
今朝の「日曜美術館」で「正倉院展」が取り上げられるので私はTVの前に古い中学校の卒業アルバムを用意し、「この人が鳥毛立ちゃ!」と嫁はんに見せたところ、「雰囲気あるなー」と賛同してくれた。中学生の時のあのネーミングの確かさと感動を50数年ぶりに確かめた。勿論、会期中に逢いに行くつもりである。
「今朝の日曜美術館で取り上げられるので」とありますから、それ以前に投降したと思われますが、投稿時刻が21:45になっているのは何かトラブルがあったのでしょうか?
返信削除実際、公開されたのはさらにもっと遅かったように思います。
近頃、コメントの投稿でGoogleが勝手に『文字確認』を求めたりしているようですから。困ったことです。
「あの混雑がたまらない」という方も多いのですが、私はあの混雑を思うと二の足を踏んでいます。
返信削除いえトラブルではありません。投稿は2日の21:45です。朝の放映を事前に知っていたので朝からTVの前に陣取っていたことを夜に書いたのでこんな表現になりました。て~、文法上変ですかね。
返信削除わかりました。Googleの文字確認で「コメントできない」というメールが数件来ていたものですから、トラブルを心配したまでです。
返信削除思い出しました y先生確かに似ていましたね
返信削除あの頃の先生方お元気でしょうかしら
中学の同窓会は来年ですか?
正倉院展は来週行く予定です
再来週は大古事記展へ
先月は明日香の万葉文化館で
安野光雅さんの 御所の花 を
見てきました
ふらつきは中々改善しませんが あちこち
出掛けていますよ
ゆっくり ゆっくり いきます「笑」
わこたん、先月25日に退職者会で「大人の遠足」で明日香の里を歩いてきましたが、万葉文化館には寄りませんでした。安野さんの絵は大好きな絵です、会期中に観に行きたいと思います。
返信削除正倉院展に行かれたならば、道中でエビフライも探してみてください。
返信削除稔の秋でムササビはいろんな果実に行っているかもしれませんが、古くなったエビフライはあちこちにあります。
万葉文化館に行かれる時は 広いお庭の説明をボランティアガイドの
返信削除事前のお申し込みをお勧めします
ガレージを横切って3分の 酒船石遺跡にも是非!!
10月15日の大仏まつりの招待券を頂き 行った折
エビフライが沢山ありましたよ
以前から松かさを動物が食べた後だなと思っていましたが
エビフライと呼ぶとは ずーと前の長谷やんのブログで知りました
主人にちょっと知ったかぶりをして教えてあげました 「えっへん」
ブログからの情報は内緒です 「笑」
エビフライ同好会の輪が広がって楽しいです。
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