2013年2月22日金曜日

可及(火球)的速やかに!





先週、世界を騒がせた「ロシアの隕石」正確には「火球」であるが毎日新聞の「余録」に面白い話が載っていた。昔、中国では「火球」や音を発して飛来する「隕石」を「天狗」と呼んでいたという。天狗の吠える声が雷に似ていることからそう呼んだという事らしい。我が国の「日本書紀」にも「大きな星が東から西に流れ、大きな音がした」という話があるという事だ。確かに今回の火球は地球に突入する際、衝撃波とともに非常に大きな爆発音を発した。遠く離れたロシアの地で起こった今回の火球騒ぎ、多数の怪我人が出た以上、よそ事、天空のロマン等とは言っていられないと思うが、日本書紀の時代に比べ、これだけ多くの人類が火球の現実の姿を見、聞けたのも「youtube」なる文明の利器のお陰である。記録された多くの映像、データーはこれからの研究に生かされるだろう。何の研究か?それは古代、恐竜が絶滅したのは小惑星(といっても直径10㎞)が地球に衝突した事が原因と言われている。恐竜の様に人類を滅亡させないためにも必要な研究になるだろう。でもその前に、愚かな政治家どもが人類を滅亡させないようにしっかり監視しよう。

2 件のコメント:

  1.  国立科学博物館の宇宙の質問箱というホームページに「隕石は摩擦熱・・・」という記述がありますが、正しくは摩擦熱ではなく断熱圧縮という現象なんですよね?
     ロシアの彼の地には大規模な核再処理施設があるのですね。
     地球家族として賢くならないと、ひげ親父さんのおっしゃるとおり滅亡も想定外ではないでしょう。
     今日一日を大切に生きましょう。
     で、キンカンに行ってきました。

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  2.  一部のニュースに「ミサイルだ!」「戦争が始まった!」という住民の声がありましたが、彼の地の人ならそう思った人も多かったのではないでしょうか。
     私は、変なボタンを押す人がいなかったことにチョッとホッとしています。
     核兵器の廃絶を展望するとき、北の将軍をして「核開発をやめるとイラクの二の舞になる」と思わせたという意味で、アメリカおよび多国籍軍のイラク侵攻の罪は重いと思います。
     それは、安倍氏と自民党、公明党にも言えることではないでしょうか。

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