西本願寺・唐門(ひぐらしの門) |
2013年2月26日火曜日
お寺参りはどうでしょう
2013年2月22日金曜日
可及(火球)的速やかに!
先週、世界を騒がせた「ロシアの隕石」正確には「火球」であるが毎日新聞の「余録」に面白い話が載っていた。昔、中国では「火球」や音を発して飛来する「隕石」を「天狗」と呼んでいたという。天狗の吠える声が雷に似ていることからそう呼んだという事らしい。我が国の「日本書紀」にも「大きな星が東から西に流れ、大きな音がした」という話があるという事だ。確かに今回の火球は地球に突入する際、衝撃波とともに非常に大きな爆発音を発した。遠く離れたロシアの地で起こった今回の火球騒ぎ、多数の怪我人が出た以上、よそ事、天空のロマン等とは言っていられないと思うが、日本書紀の時代に比べ、これだけ多くの人類が火球の現実の姿を見、聞けたのも「youtube」なる文明の利器のお陰である。記録された多くの映像、データーはこれからの研究に生かされるだろう。何の研究か?それは古代、恐竜が絶滅したのは小惑星(といっても直径10㎞)が地球に衝突した事が原因と言われている。恐竜の様に人類を滅亡させないためにも必要な研究になるだろう。でもその前に、愚かな政治家どもが人類を滅亡させないようにしっかり監視しよう。
先週、世界を騒がせた「ロシアの隕石」正確には「火球」であるが毎日新聞の「余録」に面白い話が載っていた。昔、中国では「火球」や音を発して飛来する「隕石」を「天狗」と呼んでいたという。天狗の吠える声が雷に似ていることからそう呼んだという事らしい。我が国の「日本書紀」にも「大きな星が東から西に流れ、大きな音がした」という話があるという事だ。確かに今回の火球は地球に突入する際、衝撃波とともに非常に大きな爆発音を発した。遠く離れたロシアの地で起こった今回の火球騒ぎ、多数の怪我人が出た以上、よそ事、天空のロマン等とは言っていられないと思うが、日本書紀の時代に比べ、これだけ多くの人類が火球の現実の姿を見、聞けたのも「youtube」なる文明の利器のお陰である。記録された多くの映像、データーはこれからの研究に生かされるだろう。何の研究か?それは古代、恐竜が絶滅したのは小惑星(といっても直径10㎞)が地球に衝突した事が原因と言われている。恐竜の様に人類を滅亡させないためにも必要な研究になるだろう。でもその前に、愚かな政治家どもが人類を滅亡させないようにしっかり監視しよう。
2013年2月10日日曜日
上方文化について
歌舞伎の看板役者がまた、一人亡くなった。江戸歌舞伎を代表する「成田屋」十二代目‐市川團十郎、享年66歳は私と同い年である。父である十一代目團十郎を早くに亡くし、市川宗家の芸を父から学べず、他家から学ぶという苦労を重ねた。また、自身、白血病に侵され、壮絶な闘病生活の中から舞台に復帰し、息子である海老蔵に宗家の芸を情熱をこめて伝えた、と報道されている。先月亡くなった勘三郎といい、歌舞伎のこれからを支えていくべき人たちが、続けて去っていく事に歌舞伎の将来を心配する声もある。二人の逝去の前には、市川染五郎が舞台から転落し、大ケガをするという事故もあり、どうも歌舞伎座の建て替えがいけなかったのでは、と変なタイミングに悔しさをこじつけてしまう贔屓の声もあるようだが、ここは、海老蔵や勘三郎の子、勘九郎、七之助、そして最近、猿之助を襲名した亀治郎などの若手の奮起に期待したい。
歌舞伎や文楽という古典芸能の世界の事を考えるとき、私はいつも「上方」と「江戸」という事を考えてしまう。そもそも歌舞伎は、上方から派生したものと言われているが、その上方には「上方歌舞伎」というジャンルはあるが実態そのものは極めて希少である。そもそも、歌舞伎を常時上演する劇場(座)がない。そして「松嶋屋-片岡仁左衛門」「成駒屋-中村雁治郎」「天王寺屋-中村富十郎」など上方歌舞伎の名門と言われる役者の多くが東京に住み、関西在住の役者は殆どいないという事だ。その点、同じ上方を祖とする落語は、江戸と上方をはっきり分けた芸能文化であり続けてきた。長く低迷を続けてきた上方落語界も笑福亭松鶴(六代目)や桂米朝ら四天王と言われる人たちの努力で戦後の復活をみた。平成の時代に入って、桂三枝(現、桂文枝)らの努力で永年の夢だった上方落語の定席「天満天神繁盛亭」を立ち上げ、何とか東京落語に対抗するまでになったと言える。この辺の経過や歴史については、私の愛読誌「上方芸能」を参考にしているが上方の文化については、もっぱら図書館で愛読している復刻版「上方」に詳しい。これからも上方文化について素人研究を続けたい。
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