箕面の紅葉の様子を定点観測している某有名料亭の屋根の上の紅葉。今年は全国的に紅葉が綺麗、という前評判通りに例年以上の美しさである。この場所は、滝道に入ってすぐのところで、私がいつも栗を買うお店のすぐ先にある。今年は11月に入ってから干し柿用の柿を買いに行ったついでに観測してきた。「よし、近々、あちこちに紅葉狩りを」と思っていたら突如、解散、総選挙になってしまった。
それでなくとも忙しい年の暮れに向かう時期の師走選挙。遠出は無理か、ならば、万博、箕面と考えている内に、見頃は過ぎていく。一昨日の22日は、旧暦の10月9日、「小雪」でした。陽射しは弱まり、木々の葉は落ち、平地にも初雪が舞う頃、とある。冬支度の前に「一仕事」が二つも出来てしまった。勿論一つは、干し柿作りである。
2012年11月24日土曜日
2012年11月17日土曜日
プチ、贅沢
と、ま~あ、これは当日のお楽しみにして、下見を終え、お昼は「ちく満」のあったかいお蕎麦を食べた。ご存じの事だろうが、(みんな知っていると思い込んでいる方がおかしいか)ここの蕎麦は茹でたての熱いそばを、火傷しそうなアツアツの御つゆに、ざる蕎麦の様に浸けてでいただく。関東の蕎麦好きが見たら腰を抜かすかもしれないが、昔、友に連れて行ってもらって以来、執着している。そして、この写真の突き出しである。中味は、蕎麦つゆを採った残りの鰹節とネギと山葵、これだけであるが若い頃は、これで熱燗を飲んで少し粋な大人になった様な気になったものである。昼間から、贅沢な、と言われるかもしれないが、たまには良いのでは、二千円足らずで至福の時間が味わえるのだから。
*熱い蕎麦の解説をしていて、思いついたが、これって、当世流行りの「つけ麺」の原型ではないか!確信。
2012年11月6日火曜日
耳で観る文化
義姉から切符を貰ったので二人で「文楽」を観てきた。(11月5日)11月公演は「仮名手本忠臣蔵」の通し狂言(第1部)。 当日、朝10時半からの「大序・兜改めの段」に始まり、「六段目・勘平腹切りの段」午後4時すぎまで、の長丁場だった。昔から、テレビ・演劇界では「困った時の忠臣蔵」、と云われるほど国民的人気の外題である。映画ならばいくら長いと云っても2~3時間であるが通し狂言となると、私が見た1部と夜の2部合わせて約11時間(昼夜休憩を入れて)さすがに余程の文楽好きでないと、と思って来たが、10時の開場時間には満員の人が。以前のブログで、私が「文楽友の会」に入会しようと思った経緯を書いたが、橋下市長の「文楽」攻撃から最近の補助金支給決定まで、一連の騒動の「波及効果か?」と言われてきた盛り上がりだったが、この人気は、もしや本物、と思わせる程の入りだった。たった1日の観客層を見て判断できるモノでもないだろうが、「橋下騒動」とは無関係の新たな文楽好きが増えてきているのは間違いないのではと思う。橋下市長は補助金支給決定後も未練たらしく劇団四季の「ライオンキング」を観賞してその盛況ぶりを文楽にあてこすりしているらしいが、この話はまた何れ別の機会に譲るとして、当日は、人間国宝の鶴澤寛治、鶴澤清治(三味線)や竹本源大夫(人間国宝・当日は途中交代するハプニングがあったが)や豊竹咲太夫ら名人・上手を目の前で、間近に観られ文楽初心者の私にもその迫力が伝わった。舞台でも主役の人形遣いはもちろん、「(その他)大ぜい」と記される端役の人形遣いの人々の細かい動きも見事なものだったが、やはり文楽の魅力は「浄瑠璃」の魅力に尽きるように思う。「耳で観る」文化だと思う。浄瑠璃、三味線、そして人形、三位一体の芸術はすでに完成されている。これを守り、伝えるのが文楽技芸員の仕事。「観客動員が少ない、儲からない、」は観る我々の側の問題であり、責任だともいえる。(感動さめやらぬ中で記したので乱文なり)
右のきり絵は、故加藤義明氏の作品で我が家の宝物です。
右のきり絵は、故加藤義明氏の作品で我が家の宝物です。
2012年11月2日金曜日
現場かテレビか
30日、たまたま招待券を貰ったので「正倉院展」に出かけた。友のアドバイス通り、火曜日の午後、3時半、を狙ったが、「なら町」で昼食と時間つぶしをしても3時に着いてしまった。入口付近で二重の列に並んで、それでも10分足らずで入場できた。
しかし、館内は満杯状態。お目当ての展示物の前は人の頭しか見えない。元々、正倉院展は館内が暗く見難いという定評があり、特に今年は天皇が遺愛した双六などの小さいものが多く、単眼鏡が必要なほど、ほとんどの展示物をさら~っと見て、常設の仏像館をじっくり見て帰ってきた。
二日ほどして夕方のテレビ番組で正倉院展のついでに見に行った興福寺の「阿修羅」が放映されており、そして今日(2日)は、「天平・瑠璃のかがやき」という特別番組があった。ム~、、、やはり本物を見るべきだと思うが、、、あの混雑で、じっくりと見れないのなら、TV観賞もありか、しっかり録画しておいた。
しかし、館内は満杯状態。お目当ての展示物の前は人の頭しか見えない。元々、正倉院展は館内が暗く見難いという定評があり、特に今年は天皇が遺愛した双六などの小さいものが多く、単眼鏡が必要なほど、ほとんどの展示物をさら~っと見て、常設の仏像館をじっくり見て帰ってきた。
二日ほどして夕方のテレビ番組で正倉院展のついでに見に行った興福寺の「阿修羅」が放映されており、そして今日(2日)は、「天平・瑠璃のかがやき」という特別番組があった。ム~、、、やはり本物を見るべきだと思うが、、、あの混雑で、じっくりと見れないのなら、TV観賞もありか、しっかり録画しておいた。
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