この映画を最初に見たのは高校生の頃だったろうか、ヘップバーンの清楚な美しさに心を奪われてしまった。以来、映画館では8回は見ているだろう、テレビでの再放送を含めると20回以上は見ている。
今は、なんとこの名作のDVDが500円で買える。いい時代になったものだ。
で、今日のブログの趣旨は今夜のNHKBS放送の「BS歴史館」で「ハリウッド100年-ローマの休日誕生秘話」という番組。昨日の新聞で紹介があった通り、1947年アメリカに吹き荒れた「赤狩り」によってハリウッドから共産主義者や共鳴する人々を追放された。
「ローマの休日」の脚本を書いたダルトン・トランボもその一人で彼はこの脚本を友達の名前を借りて世に出した。それと知らずこの映画を製作することにしたハリウッドは名匠「ウイリアム・ワイラー」に監督を託す。彼は、ハリウッドの赤狩りの時代、思想信条の自由を侵す、と抗議行動を起こしたリベラル派でもあった。
番組では、ワイラー監督は、この脚本がトランボの物であると知っており、その為万一、制作の邪魔が入らないようにとハリウッドを離れ、全編をローマで撮影を行ったとしている。番組の最後に、映画公開の何十周年を記念して映画クレジットの脚本の氏名を友達の名から「脚本ダルトン・トランボ」に書き換えた事を紹介している。ハリウッドが行った、せめてもの罪滅ぼしという、ちょっといい話でした。
映画好きの私としての、この映画そのものの見所(G・ペックの男の美学)は、また別の日に。
マッカーシー。この良識を欠いた一人の男が、自ら作り出した嘘にさえ陶酔して恐怖政治を楽しんだかのような場面場面は、どうしてもどこかの知事さんとオーバーラップしてしまいます。
返信削除大事なことは、その時代に同じアメリカの強権によってこの国でも理不尽なパージが行なわれたことです。
今日のような大規模な災害(天災+人災)で閉塞感が充満した時、歴史は時に逆回転することに留意が必要でしょう。
私は映画派ではありませんのでハヤカワ文庫で・・グッドナイト&グッドラック。
私もVTRで「ローマの休日」をよく見てます。何が良いかと言えば当時のローマの街の庶民生活が丁寧に描かれているからです。下宿屋のおっさんやおばさん。タクシーの運転手や花売りのおっさん。床屋の青年が恋愛物語に絡んでいるから面白いと思います。主人公二人だけの恋愛物語だったら見る気もしない。脇役の素晴らしさがこの映画の特徴だと思っています。
返信削除ローマの休日素敵ですね
返信削除今年二月から三月にかけて息子夫婦に誘われてイタリア旅行をしました
ツアーじゃなかったのでローマ ナポリ ベニス ポンペイ ミラノ フィレンテェ ベネチア ・・・歩きました この石畳をヘップバーンとグレゴリーペックがスクーターで走ったのか 真っ赤なベネチアングラスを 旅情の
キャサリンヘップバーンが・・・昔見た映画の場面を思い出しながら
主人公になった気分で (そんなええもんか) お笑いくだされ
嘘をつかなっかたので 真実の口から手は抜けましたよ
これらの映画を劇場の大画面で見たいので
もしそんな情報がある時は皆さん教えて下さいね
先日教えて頂いた「youtubu」で音楽を楽しんでいます
返信削除youtubuにクリックすると 後から請求等がくると勝手に思っていました
お笑いですが・・・・
ありがとうございました 楽しみが増えました
見つけました ローマの休日 八月難波で上映されるのを
今ルンルンです♪♪
残暑と言うより猛暑には参りますね
返信削除お元気ですか?
一昨日 楽しみにしていた {ローマの休日}
東宝シネマズなんばで見てきました
映像も綺麗に処理してありとても良かったです♪
期間限定で23日迄です
お時間があればお勧めです
以前から欲しかった小鹿田焼きの大皿 ネットで
購入できました♪