2010年10月16日土曜日

 箕面のお猿の話のついでに箕面の自然についてもう一咄、滝道の箕面川にオオサンショウウオが棲んでいるという話を聞き、運よくカメラに収めたのが去年の9月、その後、偶然箕面市の観光部署の方とお話しする機会があり、オオサンショウウオの話をすると、二~三ヶ所棲みかを確認しているが、ただし、元々この箕面川には棲んではおらず、昭和40年ごろから目撃情報が寄せられたという。その発祥は定かではないが、市の方の話で「最近、滝壷や、渓流の趣のある川の中に丸々と肥えた錦鯉が泳いでおり、イメージダウンで困っている」とかで「誰かが(オオサンショウウオを)放流した可能性もあるという事で「自然の何たるかを弁えない人がいるものだ」と嘆いておられた。野性のお猿さんを観光の目玉にしようと餌付けをし、挙句、高い代償を払って自然に帰す人間、お猿さん以上に不思議な生き物ですなー。

2 件のコメント:

  1.  大山椒魚の写真いいですね。
     京の鴨川には大山椒魚がいるそうですが、近頃は外国生まれ(中国?)の大山椒魚やそのハーフが増えているそうです。
     これもグローバリゼーションっていうのでしょうか。

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  2.  鴨川のその後のニュースでは圧倒的に雑種だそうで、日本大山椒魚は絶滅に近いようです。

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