2010年10月30日土曜日

ビジネス街の癒しスポット

 御堂筋の本町寄りに南御堂会館があります。その南側の石垣に可愛い石像が、地蔵さんだとか、謎の石仏とか言われていますが会館の人もその由来は分からないという事です。ただし、この石垣の由来ははっきりしていて、大坂夏の陣、冬の陣で落城した大坂城の石垣を後年、徳川幕府から寄進を受け、御堂建立の際に石垣に使ったという事です。この石像が大坂城の当時からあったものなのか、はたまた、御堂の石垣を造営する際、石工が遊び心ではめ込んだものか、よくわかりません。 
 石垣のあちこちには焼け焦げた跡があります。大坂城落城の際のものか、はたまた昭和20年3月の大阪大空襲によるものか知る由もありませんが幾歳月、ビジネス街の片隅に、人知れず座り続ける石像に心が「ほっこり」とする癒しのスポットです。     

                                

2010年10月25日月曜日

箕面の栗は美味しい

「茹で栗」や「栗ご飯」だけでは芸がないので「栗蒸し羊羹」を作りました。といっても家の電気炊飯器で簡単にできるというレシピで実際作ってみましたが思いのほか、上手く出来ました。
 嫁さんは「ひろば」に載っていた「かるかん」を作りましたが味は私の勝ちでした。しかし、二切れも食べるとどっしりとお腹に、さっそく明日はプールです。
 ちなみに、お皿は「小鹿田」焼です。日田の皿山に行ったときに買ったものですが柳宗悦の民芸運動の代表のように言われ、一時、ブームになりましたが、今も11軒の職人さんの手で守り継がれているため流通ルートにはのりません。
 大阪の万博公園内の「大阪民芸館」の売店でときどき見かけ、その都度買い足していますが素朴で飽きないものです。

2010年10月16日土曜日

 箕面のお猿の話のついでに箕面の自然についてもう一咄、滝道の箕面川にオオサンショウウオが棲んでいるという話を聞き、運よくカメラに収めたのが去年の9月、その後、偶然箕面市の観光部署の方とお話しする機会があり、オオサンショウウオの話をすると、二~三ヶ所棲みかを確認しているが、ただし、元々この箕面川には棲んではおらず、昭和40年ごろから目撃情報が寄せられたという。その発祥は定かではないが、市の方の話で「最近、滝壷や、渓流の趣のある川の中に丸々と肥えた錦鯉が泳いでおり、イメージダウンで困っている」とかで「誰かが(オオサンショウウオを)放流した可能性もあるという事で「自然の何たるかを弁えない人がいるものだ」と嘆いておられた。野性のお猿さんを観光の目玉にしようと餌付けをし、挙句、高い代償を払って自然に帰す人間、お猿さん以上に不思議な生き物ですなー。

2010年10月15日金曜日

箕面の秋

 今年も栗を買いに箕面の滝道のなじみの店へ、おばさんの話では「少し
出遅れだが、味はイイヨ」とのこと、11月には干し柿用の柿も出回るし、また、最近は「ゆず」も名物にしようと「ゆるキャラ」も登場、名前が「滝の道ゆずる」と柚子滝道を譲りあう、をかけてのネーミングらしい。
 箕面の滝のもう一つの名物のお猿さんは、市と環境保護員さんの努力により、山に帰って生活しているらしく、かっての暴力猿の話も聞かない。やはり自然のままに、がヨロシイようで。

2010年10月9日土曜日

友達に触発されて開設しました。「うす口問答」のうす口とは”色は薄いが中味はしっかり”の淡口醤油の淡口のことで、昨今、コテコテの関西-どこかの知事さんや吉本の笑い、と見られがちだが本当の関西、上方の文化を再発見していきたいと思います。