はしだのりひこさんが2日亡くなった。
フォーククルセダーズのメンバーとして「帰ってきたヨッパライ」という何とも不思議な曲で一躍売れっ子になったが京都フォークの本筋を歩いた本格派のシンガーソングライターだった。
メンバーの北山氏が本業(精神医学)に戻り、加藤和彦氏は才能故に自ら命を絶った。はしださんはその後もシューベルツやクライマックスなどのグループを結成し「風」や「花嫁」などの名曲をつくり歌い続けた。しかし次第にテレビからは遠ざかり、マスコミにも取り上げられる機会は減った。時々、妻の看病をする当時あまり聞き慣れない「主夫」という立場でマスコミに取り上げられたりしていた。
最近は当時のメンバーの杉田二郎や仲間のコンサートに車イスで登場したりしていたが、それが20数年来のパーキンソン氏病を患っていたことを死亡記事から知った。
私より一つ年上の72歳だった。
久しぶりに懐かしい「風」を聞きたくてyou‐tubeを見ると、京都の環境問題で孤軍奮闘する中で共産党が一番話を聞いてくれた、と述懐しているのを見た。
またいつも見ている共産党穀田議員のブログ「こくた恵二の活動日誌」にも通夜に出席した事、永い付き合いの想い出として「共産党の演説会での応援演説を依頼した時は『今度は、こくちゃんに小選挙区で勝ってほしい』と嬉しい返事とともに快諾をしていただきました。京都の自然と景観を愛し、各種の住民運動にも参加され、『まじめに取り組んでくれるのは日本共産党だけ』と、私たちに期待を寄せ、躍進を望んでおられました。」と書いておられた。
通夜式で披露された穀田氏の弔電の「~『ちょっぴりさみしくて』どころか、とても『悲しくて』たまりません。天国では、唄で多くの方々を喜ばせてください――」の言葉に泣けた。
風も花嫁も我が世代の忘れられない歌です。今度のOB会の催しでは合唱しましょう。
返信削除センター分けのフォークの貴公子の「はしだのりひこ」は知っていましたが、奥さんの介護をされていたとか、パーキンソン氏病を患っていたとか全く知りませんでした。それと、京都の自然と景観を守る住民運動に参加されていたことも知りませんでした。偉大な音楽家のご逝去に心から哀悼の意を表します。
返信削除バラやんコメント有難うございます。
返信削除先日、中学校の同級生と久々にあった時に彼女曰く「はしだのりひこが亡くなったというニュースを見たとき最初に思いだしたのがホウキを抱えてはしゃいでた〇〇君の姿やった」と言われました。見事にわが青春とシンクロしています。