NHK BSの「山田洋次監督が選んだ日本の名作100本」の2年間にわたる放送が終わった。「見なければ、、、」と思いながら半分も見れなかった。先日の放映終了のラストを飾ったのは「男はつらいよ」記念すべき寅さんの第1作であった。放映終了後、山田監督をゲストに、100本の映画について語り合い最後に小野アナウンサー(ためしてガッテンの)が監督に「日本映画について今どんな風に思っておられますか」と質問した。山田監督の語った内容は実に見識のあるものだった。
かっての松竹、日活等の大手映画会社の撮影所が無くなったという事を前提に
「撮影所の時代があって、という話を僕はよくするんですが、(これから)新人を育成していく、次なる世代を養成していくシステムがまるでなくなっちゃった、と言えるんじゃないでしょうか。(これからの)若者たちが映画を作る、これから先、一生を映画に捧げることが出来るか、そういう条件を映画界が持っているか、そういう事を考えると非常に不安になる、(我われ)監督だけでなく、あらゆる部門の人たちがちゃんと育っていく仕掛けを作らないと、それは国の仕事だと思う。
かって世界一の映画を作った国ですよ、この国はね(世界の映画監督358人が小津安二郎監督の『東京物語』(1954年)をベストワンに選んだ事を指している)僕たちの後輩がもう一回、世界一の映画を作る意気込みでがんばらなきゃいけない、その為には、政府のサポートが必要、(いま)肩肘張って『強い国をつくる』というのじゃなくて、素敵な文化を生み出す国、やさしい国である事のほうがはるかに貴重なんじゃないか、これが、この国が、もう一回、回復できる唯一の道だろうと思う、10年、20年かかると思うが、だけど20年先を見越して映画を含む文化を豊かにしてほしいとしきりに思います」と、感動的な言葉で締めくくられた。どこかの市長や、首相に聞かせたい話ではないだろうか。
その放送、観ていました。山田洋次氏の発言も聞きました。
返信削除すべての価値基準を目先の銭金だけに置くのは、それが個人であれ市や自治体であれ国であれ、非常に低劣で、昔はそういう態度をとることは恥ずかしいこととされていました。
それを、恥ずかしげもなく「弱肉強食こそ本音である」と舵を切り替えたのが小泉構造改革でした。だから、その後継者であることの確信犯たる市長や首相の耳には届くことはないのでしょうね。ため息。
その市長ですが昨日の豹変ぶりはどうでしょう、夕方の態度が本質ですね。自らの過ちを相手(大阪市職組)の所為にし、事の本質-憲法違反の思想アンケートを隠し、市民をも対象にした思想調査を-市長と組合のけんか-のようにしてしまう、その手に乗ってはいけません!
返信削除NHK のCMで寅さんシリーズ第1作放送で番組終了することを知っていたいたんですが、放送日、時間を忘れていて見逃してしまいました残念!
返信削除大阪市職員に対するアンケートが府労委に不当労働行為に当たると認定されたことを1面で大きく取り上げられていましたね、考えてみると、もともとアカンことをした橋下市長がこんなΓ思想調査」を実施することが異常で違法と認定されることは当たり前と言えば当たり前のことです、とは言えΓ労働組合がのさばっている」と考えている橋下市長が今後職員や市民、ひいては国民にどのような攻撃を仕掛けて来るか注意し、新たな攻撃を仕掛けて来たら速やかに反撃が出来るようにしないと、とかんがえます。
ところで、眩暈はおさまりましtsか?耳鼻科に受診すると言っていましたが受診しましたか?
目眩の発作はありませんので、4月の定期健診で相談しようと思っています。思想調査問題の本質はやはり「憲法」だと思います。その意味で7月の参議院選挙に向けて今、「憲法」が置かれている危険な状況を、どれだけ広く知らせ、議論できるか、が重要なポイントになると思います。
返信削除新パソコンのデビューを注目しております。
返信削除そろそろですか?
日本文化を抹殺しょうとするアメリカCIAの作戦が成功しているのでしょう。「デズニーランド」の大宣伝とそこに高いお金を使って日本中から集まって子供づれで行列する人々。「ユニバーサルスタジオジャパン」が税金の補助を受けてアメリカ映画文化で日本人を「洗脳」しているなかでは日本人の敗北と思っています。
返信削除東京では桜は既に散り始めているのに~~
返信削除滋賀の私の住む湖南地域は、やっと3分咲きです
細長い日本を実感します
毎日の暮らしは、平凡で同じ事の繰り返しですが~~
毎日が違いますよね!!
お天気が日々変わるように~~体調も日々変化がありますね~~
{加齢}っと何でも一まとめにされる年齢なんですね!!
出来るだけ、、一歩 一歩 ゆるりと、歩いて行きたく思いますが~~
どうなるやら~~~
自分の体との兼ね合いを探りながら~~
上手く付き会う術を習得するのも、今の私たち年代の課題かと考えてます
自分の変化をブログで書きながら~~
お互いに慰め、同感したりしましょう~~(笑い) ♪岳美♪
1960年代後半から70年代にかけて日テレ系(正力-読売)で「ディズニーランド」(確かそんな名前で)という番組があり、マスコミを通して国民に「アメリカ礼賛」を、また、60年安保の教訓から日本のたたかう労働組合を分断し鉄鋼労連や、関西電力労組等をアメリカに招待し、右傾化させていった【ケネディーライシャワー路線】がありました。私的にはディズニーランドはおろか、USJにもまだ行ってません、というか、子供が小さいときは電車さえ見せておけば喜んでいましたし、まだ孫もいませんので。
返信削除岳美さん、海津大崎の桜は未だのようですね、大阪天満の大川端の桜並木は満開です。終活期に向けての歩みは急ぐ必要はないですよね、ゆっくり、のんびり楽しみましょう。
そうですね。じわじわとイカレたのですね。実は私も若い頃ディズニーのフアンでアニメのビデオを今でも保存しています。が今、視ると「吐き気」がします。「ドナルドダック」と「チップとデール」に表れているように「イジメ」がお笑いになっているのです。いじめている(リス)がケタケタ大笑いして、いじめられる(ドナルド)が目を廻している惨めさで終わっています。ディズニーの全体が強食弱肉の弱者を笑いの対象にするのがテーマになっているように思われます。今、オッサンになっている息子に話すと「小さい頃に見せられてその時からディズニーは嫌いだった」と言われてガックリ来ました。
返信削除当時(5,60年前)の新鮮だったアニメに酔っていて30年前でも「主題」を視れなかったのが「ノセラレテイタ」私の反省点です。