10月からつづいた囲碁大会や総会などの行事と機関紙、ニュース、会報の3連チャンの発行も終えた。そして3月に亡くなった義父の法的な手続きもすべて終え、やっとのんびりとした気分になれた。
29日は早めの年越しそばを北区のお初天神近くの「夕霧そば・瓢亭」でいただいた。ここのお店の名物は「夕霧そば」といって堺の「ちく満」と同じセイロで熱く蒸しあげたおそばを卵を割り入れた蕎麦つゆで食べる。
この店のしおりの表紙画は既に鬼籍に入られた切り絵作家・加藤義明さんの作品だ。久しぶりに食べる「夕霧そば」は本当に温ったまる。
帰り道、本屋に寄って「星空年間2020」を買った。付録についているDVDで来年の星空で繰り広げられる天体現象を見たり、1日の天空の星々の動きを動画で見るのが楽しみだ。
それから今年の梅酒づくりで出来た梅を少しの砂糖を入れて軟らかく煮て「シロップ梅」にしてみたがレシピ通りアルコールが飛ぶように梅の表面に沢山の穴(爪楊枝を束ねて)を開けたがしっかりしみ込んだ焼酎のアルコールはなかなか抜けきらず、大人向けの味になった。
最後は信楽焼きの「ぐい呑み」の話、長谷やんの記事に触発されて愛用しているぐい呑みを紹介したい。20年ほど前、信楽の里を訪ねた。窯元を訪ねるよりもと販売所を2~3軒のぞいてみた。店のおばさんに手頃な「ぐい呑み」を紹介してもらい、その中で少しぼてっとした、それでいて手にしっとりと馴染むぐい呑みを買った。
おばさんは「これは私が応援している愛子ちゃんの作品や、まだ若いけど良いもん造ってる」と言った。その後5~6年して、大阪の百貨店などで若手作品展の様な展示会で見るようになった。名前は「渡辺愛子」さんという。
本人のブログを見ると現在は伊賀に3基目の穴窯を構え、作品を制作しているということだ。
このぐい呑み、使っている間に縁が欠けてしまったので嫁はんの友人が「金継ぎ」をしているというので直してもらった。その友人が「なに、この汚い器は?」と宣ったらしいが、まあ人の好みはそれぞれだから、、、。
まあそんな歳末の一日、今年は兄と義父が亡くなって寂しい年越しになりそうだが年々こういう事を積み重ねていくことに慣れていかなければと思う。
今日は茅ケ崎から息子も帰ってくるそうだ。。
皆さんよいお年をお迎えください。