2017年11月30日木曜日

スカッと宮本節!

 
 27日の国会中継、久々にスカッとするやり取りがあった。
 共産党の宮本議員が森友学園の問題で安倍総理を追求した。財務省、会計検査院らの答弁を積み上げ「総理の夫人である安倍昭恵さんが名誉校長であるからこういう特別扱いが行われたのじゃないか、こういう奇怪なことがやられたんじゃないか、という事が国民の一番の疑念であります、いくら総理が丁寧な説明をしても国民が納得しないのは昭恵さんが語らないからなんです、違いますか。」と畳みかけた。
 安倍総理は「当時、理財局長も近畿財務局も妻が名誉校長だったことは知らなかったわけですから、そこで私の妻が名誉校長である事によって値引きされたということには全くならないわけであります。」と応え、その後一拍おいて「まあ一般常識的に申しあげましてもですね、例えば私がどこかの名誉会長になっているからと言って、それをもって国との交渉が有利になるということはほぼないのでありまして、ですから妻が名誉校長である事で近畿財務局がそういう事をするということはあり得ないわけであります。」と答えるというやり取りがあった。

 さて、ここでさらにスカッとするために私ならここでもう一発とどめをさしたいと思った場面があった。

 総理が「妻が名誉校長だったことは財務局も知らなかった=だから妻が名誉校長であるが故の値引きはなかったんだ」というロジック、そしてその後に、総理が少し笑いながら「一般常識的に申し上げても、例えば私がどこかの名誉会長である事で国との交渉が有利になるという事はほぼないのでありまして」と応えているところである。

 ここである!私なら「そうでしょう、それが世間一般の常識ですよ、しかし、現に今回、森友学園の土地売買においては世間一般常識とはかけ離れた、考えられないようなことが起こっているんですよ、だから国民は怒っているんですよ」と突っ込んでみたいと思う。
 
 だいたい人の常として、痛いところを突かれたら平静を装うために、余裕があるんだということを示すために、引き攣ったような笑みを表わすものだ、

 宮本議員、ここをあと一歩突っ込んでくれたら100点満点だったのにな~と歯ぎしりしながら、一人腕組みをしながらテレビを見ていた。


2017年11月24日金曜日

万博公園日本庭園の紅葉


 昨日は昼からの見守り介護の前に万博公園に行った。祭日という事で往きの大阪モノレールは満員、そのほとんどが万博公園駅で降りる。
 
 でもその多くはエキスポシティへ、私は目当ての日本庭園の茶室「汎庵」のある一角へ。
 
 以前見事なテーブル紅葉(立礼茶室の磨き抜かれたテーブルに庭の紅葉が映り込んだ)が見られたが今年はテーブルの位置が変わり、庭の紅葉の映り込みはなかった。
 その代わり畳の茶室の丸窓が半分開けられ、庭の紅葉が覗いていて綺麗だった。




2017年11月12日日曜日

箕面の秋


 別に我慢していた訳ではないが退職者の会の総会が無事済んだので箕面に酒粕を買いに行った。ついでに栗と干し柿用の柿もと思ったが重くなりすぎるので柿は次週にと見送った。
 
 箕面の滝道の小さな酒店にこの時期になると「五郎八」の酒粕が並ぶ。
 「菊水」で有名な新潟の菊水酒造が造る冬季限定のにごり酒「五郎八」の酒粕で、私は板状のものより写真のように団子に丸めたものが好きだ。
 これで粕汁をつくるのだが合わせる出汁とか味噌の種類などいろいろ試したけれど味の決め手は「すり鉢で丁寧に擦る事」という結論に行きついた。
 味が全然まろやかになるのだ。板状の酒粕をカレーのルーのように割り入れるのとは全然違う、と私は思っている。(世間ではみんなそうやっているよ!ということかもしれないが)お試しあれ!
 
 それからこれは天満橋の居酒屋「鳥せい」のメニューをそのままパクったのだが「酒かすラーメン」。
 インスタントラーメン(サッポロ一番塩ラーメン)を使い作る。ポイントは添付の粉末スープを3分の1ほどしか使わないこと。これもいちどお試しを。
 
 食べることばかりになったが肝心の紅葉は滝道沿いの有名な料亭の屋根の上の紅葉も少し色づき始めた位で見ごろはまだ先のようである。以前ツーショット写真を撮らせてくれた「滝ノ道ゆずる」君、6年ぶりだが元気に観光客の写真に納まっていた。
 箕面に来る外人観光客は電車利用者が多いらしく、大型観光バスは見かけなかった。その分静かでよかった。